映画備忘録「2017年11月」
『ゲット・アウト』 執拗に繰り返される 「もしオバマに3期目があったら、もちろん彼に投票するよ」発言に爆笑。オバマを支持すると言えばレイシストのレッテルを貼られることから逃れられると思っているバカを茶化していて痛快。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月1日
『ゲット・アウト』 米のコメディでは常套句の人種ネタを見事にスリラーの話法に落とし込んでいたが、それって要はコメディに変換する前の状態(差別を受けている日常)に遡っただけで、それが不快だったり恐ろしかったりするのは当然のことだよねと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月1日
Netflixで観れる『SPF-18』主演のカーソン・マイヤー(『ナイスガイズ』にも出てるらしい)が若かりし頃のジュリー・デルピーっぽいなと。作品自体は見るに耐えない白人ティーンエイジャーものなので途中で挫折してしまったが、パメラ・アンダーソンと何故かキアヌ・リーヴス?も出てるw pic.twitter.com/NeHWuGf6CL
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月1日
キレイだなあ。 pic.twitter.com/cwEN5EtIAy
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月2日
みんな『マインドハンター』観ようぜ! https://t.co/lwG1obbHbE
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月2日
サラ・ガドン主演の『またの名をグレイス』が来てた。 https://t.co/Jh7vScqwtR
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月3日
EP1観てみたけど、内容激渋。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月3日
そういえば、役者としてデヴィッド・クローネンバーグが出てた。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月3日
Netflixでジョン・ヒューストンを検索したら、戦争ドキュメンタリーだけやけに充実してた。 pic.twitter.com/4utfndYcuv
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月5日
ジョン・フォード。 pic.twitter.com/QRHo4jhMAF
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月5日
フランク・キャプラ。 pic.twitter.com/Hgi00D9B5D
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月5日
『サスペリアPART2(Profondo Rosso)』 ウトウトするたびにカッコよすぎるゴブリンの曲が爆音で流れて(音量のバランスがおかしい)目をさますということを繰り返す。あと「きちんとまとまっている映画なんてクソ食らえ!(意訳)」と宣言してから映画が始まるのは凄いなと。 pic.twitter.com/gXqIjNXOxB
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月5日
GOBLIN "PROFONDO ROSSO" (DEEP RED) on Italian tv https://t.co/82B7uMo53Y
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月5日
『ストレンジャー・シングス』S2完走。こんなに泣ける打ち上げシーン他にあるかよ! と思ったぐらい、ラストシークエンスのご褒美感が凄い。 #StrangerThings🙂
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月5日
『キングスマン』なんて完全に『シングルマン』ありきの作品でしょ。コリン・ファースは『シングルマン』の方が絶対良いって。 https://t.co/tYpJR0BBaV
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月5日
ミリー・ボビー・ブラウン、ドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1をラップで振り返る - https://t.co/xAUE1sYKXO https://t.co/k9kpwoBqG0
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月6日
『ストレンジャー・シングス 大解剖』マイクがS2ではD&Dを毎日遊ぶような歳ではなくなったと言うと、ダファー兄弟のマットの方が「D&Dに歳は関係ないだろ。大人もD&Dで遊んでもいいんだ」とマジでムキになるの最高だった。ヴィン・ディーゼルがその場にいたら同じように説教しただろうな。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月6日
『ストレンジャー・シングス 大解剖』 本編の打ち上げがずっと続く感じで最高。まわりに観た人がいないので、他人の感想が聞けるのも良い。ダスティンがとんでもなく賢くて、マックスがとんでもない美少女なのには驚いた。そりゃ、あんな可愛い子を見つけたら振り向かせたくなるよな、ダスティンw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月6日
『ストレンジャー・シングス』は80年代リコンストラクトものとでもいうか、既視感のあるものだけで組み立てられているので、観たから新しい何かが得られるとかではないけど、S2は観ている間子供の頃の気分に戻れて、ずっと幸せな気持ちでいられた。S1はどちらかというと親目線で観ていたが。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月6日
メラニー・ロラン監督の新作『PLONGER』の予告編。 PLONGER, de Mélanie Laurent - Bande-annonce https://t.co/Fw9yDPpbRN
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月6日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月6日
なんなんだ、この画の密度は! https://t.co/SaKhlQ6N4r
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月6日
『ノクターナル・アニマルズ』いいタイトルだと思うけど、夜の獣と呼ばれた人たちは本作をどう観るのだろう。エドワードの怒りに痛いほど共感してしまうが故に、この陰湿な復讐譚は果たして獣たちに刺さったのだろうかなんて考えてしまい虚しさも覚える。ただトム・フォードのことは更に好きになった。 pic.twitter.com/S3FgZp0hm4
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月7日
『シングルマン』に惚れ込んでから期待していた次作の公開まで7年もかかるとは。そして完成した作品は、彼の作家性から『シングルマン』のような目眩くフェティッシュな世界が繰り広げられる話なのかと思いきや、土臭い『最後の追跡』みたいな話が重要な役割を果たす物語だったので驚いた。 pic.twitter.com/ck8cR567Vx
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月7日
ジェフ・クーンズやダミアン・ハーストの作品が登場する成功者スーザンの日常がトムにとっての現実なんだろうけど、そんな彼でも決して高尚なんかではないフィクションに何らかの救いを求めているということに感動した。まあ、俺なんかからしたらトムの世界もフィクションにしか見えないけど。 pic.twitter.com/e98VkBAZfj
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月7日
でも、この撮影時のものと思われるトム・フォードの格好を見ると、荒野の世界にも萌えてたのかな、なんて。 pic.twitter.com/Gx9AGFX1iM
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月7日
宇宙で、ブッ飛べ。期待しちゃういいコピー。 pic.twitter.com/FRbFxLmfOC
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月8日
FOXサーチライト、いい仕事してる。 pic.twitter.com/OBApaxLg1c
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月8日
『ストレンジャー・シングス』の某キスシーンの裏話が物議を醸している件、『-大解剖』を観た時、俺も正直ちょっと引っかかっていたんだけど(ラストシーンに触れることになるのでツイートは自粛)、どうなんだろうねえ……。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月8日
『マスター・オブ・ゼロ』S2E4「ファースト・デート」 出会い系アプリにハマってデートしまくるって話で超面白い。とにかく見せ方が上手い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月9日
そんなもんでいい出会いなんかあるわけないとかそんな野暮な教訓めいた話ではなく、男も女もただアプリにハマってマッチングした相手とデートしまくるっていう、一期一会の中毒性みたいな面が強調されてる、ただそれだけってのが面白い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月9日
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』 似てて当然とはいえここまで『ストレンジャー・シングス』と似てるとは。まさかのフィン登場でキャストまで被ってるとかマジか!と思ったけど普通に面白かった。ただ、2時間のドラマで7人のエピソードを捌くのはさすがに無理があったなあと。 pic.twitter.com/PPjcZ4GMLd
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月10日
『マスター・オブ・ゼロ』S2E5「ディナー・パーティー」最高。ラストの長回しシーンの切なさたるや。この感じ、経験あるわーとか思いながらしんみりしてしまった。あと中盤、結構驚きのゲストがなんの脈絡もなく登場する。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月10日
クリステン・スチュワート監督デビュー作『Come Swim』 https://t.co/S4lENBQuXw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月10日
『Wise Blood(賢い血)』 超弩級の傑作だった。こんなに知的で突き抜けた悪ノリ映画、他にはないと思う。本当にどこでもいいから日本語字幕付きDVD(可能ならBlu-rayで)出して下さい。お願いします。 https://t.co/Naknjiursh
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月11日
LA Timesのインスタのストーリー、自然とアメリカすげえ!と唸ってしまった。 pic.twitter.com/OXlH3PhdOO
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月11日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月11日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月11日
ルー大柴 主演作。予告編と呼ぶにはあまりにも情報がなさ過ぎるが、これはもしかするとヤバい作品かもしれないという予感だけはある。「戻る場所はもうない」予告編 監督:笹井歳春 https://t.co/XL4I4HP6n8
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月13日
『マスター・オブ・ゼロ』S2E8「サンクスギビング」 文字通り、黒人でレズビアンであるデニースの家族における90年代初めから現在までの感謝祭で起きた出来事を折り重ねていくだけのエピソードなんだけど、とにかく泣ける。時の流れは無常だけれども、時の流れが解決してくれることもあると。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月14日
『グッド・タイム』 ひたすら行き当たりばったりで突き進む話なんだけど、偶然合流することになったとあるキャラを本流に強引に合流させるのに「ザ・説明ゼリフ」に頼ってしまったのには若干萎えた。あと、やけにクレジットの出し方を工夫した映画だなと。遊園地の件は『ファンハウス』オマージュ? pic.twitter.com/KYpMyNhRkv
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月15日
配信の『マインドハンター』と『アトランタ』が凄すぎて、映画館まで行ってそこそこの映画を観るという体験に価値を見出せなくなってきてるけど、そんな中でも揺るがず映画体験として面白かったのは『アトミック・ブロンド』、続編ではなくヴィルヌーヴの新作としての『2049』、あとは『Wise Blood』
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月15日
日本公開中止になってしまった『マザー』の台本。フリーダウンロード。 ‘mother!’: Download Darren Aronofsky’s Most Polarizing Screenplay for Free https://t.co/adQJg4KUiS
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月15日
『ドーン・オブ・ザ・デッド』 後追い鑑賞の特権か、恐らくリアルタイムで観てたら分からなかったであろう、ザック・スナイダーとジェームズ・ガンの資質がランダムに表れる様に笑ってしまった。『ゾンビ』のリメイクといえばリメイクなんだろうけど、やっぱりロメロ作品の肝は継承されておらず。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月16日
冒頭これが流れた時「懐かしい!」って思わず反応してしまったけど、誰の曲かエンドクレジットを見るまで思い出せなかった…… https://t.co/IFKHMDoo9m
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月16日
バスルームのシーンは自分が監督だったら危険過ぎてやらせられないよ!って思った。あと、開始5分でゾンビ登場の展開の早さには、お前ら現代っ子過ぎるよとw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月16日
実は『オザークヘようこそ』も完走したんだけど、これ観ちゃうとどうしても『グッド・タイム』は薄味過ぎると思っちゃうんだよなあ。595分のドラマと100分の映画を比較するのはフェアではないけど、同じ行き当たりばったり系でも緻密な脚本の方(『オザーク』は緻密過ぎて狂っている)を選んでしまう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月16日
全部観てるわけじゃないけど、No.1は『エンジェル ウォーズ』に決まっているので納得いかないw Zack Snyder Movies Ranked from Worst to Best – IndieWire https://t.co/4UYxLinqvy
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月17日
『マスター・オブ・ゼロ』S2E9「アマルシ・ウン・ポ」 わー! これ人生で1番楽しい瞬間! ……なんだけど、と観ている間気が気でなかったけど、E10(ワインスタインの件の展開を予見?)で思いがけない終わり方をして「お、おう……」ってなった。胸が痛くなるのと同時に幸せでもある、わかる!
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月17日
『この世に私の居場所なんてない』 冴えない女版ジェームズ・ガン『スーパー!』みたいな話で、面白いけど結構気が滅入る。「鬱映画」というより、鬱を患った人から見た世界を描いた映画って感じで、コメディ基調なんだけど、常にヌケが悪くて重苦しい雰囲気が漂っている。でも、面白いよ……
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月17日
『オクジャ』 ポン・ジュノのポップサイド全開か!っていう、前半の躍動感あふれるオクジャ奪還シークエンスに涙してたら、最後に物凄いシニカルなオチがついて震えた。でも戦う連中は懲りないし、戦いは終わらない。この世はその繰り返しでしかない。これが『殺人の追憶』を作った監督の眼差しかと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月18日
極論を言うと、現実をそのまま写し取っただけで何も言ってないに等しい作品というか。それはある意味現実に対して誠実な態度ともとれるが、折角大金を使ってフィクションを作ってるんだから、嘘でもいいから現実に風穴を開けるようなものを作ったら良かったのではないかという気もする。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月18日
『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』で1番感心したのは、下水道は臭くて汚くて危険だということをキチンと描いていたこと。映画で「こっちだ!」とか言って、なんの躊躇もなく下水道に入っていくシーンを見る度に「ありえない!」と思っていたので、ちゃんと躊躇しているシーンがあって良かった
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月19日
『アクエリアス』 紹介文通りの内容なんだけど、おしゃれなブラジル音楽と海辺の景色から想像するような雰囲気の話ではなく、結構ヒリヒリする話だったので驚いた。世界中どの地域でも語れるような物語なんだけど、冒頭の18分が存在することで、不思議なスケール感のあるユニークな映画になっていた。 pic.twitter.com/XZdjUtaexP
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月19日
イザベル・ユペールより年上のソニア・ブラガ(『蜘蛛女のキス』)が、美しい、屈しない女を好演。演技が自然過ぎて、同年代の女性たちで集まって猥談に花を咲かせているシーンの生々しさには正直ぎょっとしたけどw pic.twitter.com/mMtbslzakQ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月19日
『1922』 スティーヴン・キング原作の怪談話。個人的には『IT』より怖かった。ネブラスカ州の農場を舞台に、独善的な白人男性が自身の人生プランを死守するために妻を殺したことから始まる転落劇。巻き込まれた息子の末路が悲しすぎる。男女問わず、戒めの要素強し。音楽はマイク・パットン。 pic.twitter.com/04cfDyxU9V
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月19日
『1922』 あと、息子の彼女役のケイトリン・バーナードって子が、道重さゆみっぽくてめちゃくちゃ可愛い。 pic.twitter.com/cV3JWijL64
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月19日
実はVFX使いまくりのフィンチャー作品恒例の種明かし動画。もう「凄い!」と感心するより、この奇妙な作り物感こそがフィンチャー作品の味だよなあと。 Mindhunter VFX Breakdown - Artemple https://t.co/DFCi5HH0ZY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月20日
#マインドハンター https://t.co/EaAMVkzy6f
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月20日
#マインドハンター https://t.co/82150Ap1RR
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月20日
ノア・バームバックの新作『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』 凄まじい情報量の物語を活き活きと捌ききっているところにネクスト感があるけど、いかんせん話が黄昏過ぎてて、凄い作品だとは思いつつも好みかと言われるとそうでもないなと。ベン・スティラーが登場するまで観てて結構辛かった。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月20日
余談だけど、Netflix制作タイトルに出る「ドドーン」ってやつ、音消せるんだね。無音で始まったからエラーかと思ったけど最後のも鳴らなかったので、それありなんだと。あとエンドクレジットになると勝手に次の作品をオススメする機能も、出てくるタイミングがずらされてたので監督が指示したのかなと
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月20日
アダム・サンドラー、ベン・スティラー、ダスティン・ホフマンに、ちょい役でアダム・ドライバーと某大物女優が本人役で。音楽はランディ・ニューマン、撮影は16mmフィルムと結構やりたい放題やれてるみたいなので、Netflixは寛容だなあと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月20日
このアルバムに『鷹の爪』って邦題付けるのムリがあるだろ。アルバム同名曲で『マインドハンター』の主題歌(だと勝手に思っている)。 https://t.co/JdZ3Zme38O
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月21日
ジョナス・メカスとは誕生日が一緒。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月21日
『沈黙』『パターソン』『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』『ローガン・ラッキー』全部ヤバいし、このあと『最後のジェダイ』も控えているということで、今1番イケてるアメリカの俳優はアダム・ドライバーということでよろしいでしょうか。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月24日
観る前からわかってはいたけど、『ローガン・ラッキー』最高だった。観ながらこんな表情になってたと思う。 pic.twitter.com/Aq5uVZgu4g
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月24日
『ローガン・ラッキー』で白人?の囚人が黒人の囚人にミルクをぶっかけて「白人の気持ちがわかったか!」って喧嘩ふっかけるところ、くだらなさ過ぎて笑った。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月24日
観てて自動車整備士になりたいと思う映画は良いアメリカ映画。運転免許持ってないけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月24日
『ローガン・ラッキー』で一瞬しか出ないのに「あっ! クラーク先生!」と気づいてしまうこの顔、凄いなと。 pic.twitter.com/yKj5z61mgg
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月24日
シルヴィ・ア(かわいい)もどこかで見たなあと思ってたけど、あとで『エイリアン: コヴェナント』のダニエルズだったと知ってビックリ。印象違い過ぎ。 pic.twitter.com/Yuyqr2Hrry
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月24日
『オザークへようこそ』には、こんなにカジュアルに銃買えたらそりゃ乱射事件も起きるわ! と思ってしまう超シニカルなシーンがある。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月24日
『殺人者マルリナ』(Marlina the Murderer in Four Acts) https://t.co/I16yOlLeEf
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月25日
#名刺代わりの映画10選
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月25日
勝手にしやがれ
息もできない
悪魔のいけにえ
デス・プルーフ
マッドマックス 怒りのデスロード
次の朝は他人
甘い生活
炎628
欲望のあいまいな対象
パターソン
『ローガン・ラッキー』めちゃくちゃ面白いとか可笑しいとかではなく、とにかく全編におかしみが溢れている類いのコメディでありながら、アメリカ批評としてとらえている射程も広い正真正銘の傑作であり、TVドラマ隆盛の時代に僅かながらでも揺さ振りをかけようという気概のある、これぞアメリカ映画。 pic.twitter.com/RJBoTQPlvt
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月25日
今更なんだけど『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』面白かった。プロパガンダ映画のパロディだったり、クリス・エヴァンスのもやし野郎加工とか、キッチュ過ぎて最高。『アイアンマン』より面白いじゃん、なんて。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月26日
『アトランタ』EP7「人種転換」 面白すぎて腹抱えて笑った。フェイクCMのダッジ・チャージャー、アリゾナ、ミッキーズ、スウィッシャー・スイートは全部実在の商品だけど、あんな弄り方アリなんだ。凄いなあ。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月26日
本作のテーマは今1番考えるべきテーマなのではないか。事実を否認する連中の話は町山さんが紹介すると、とても説得力があった。 『否定と肯定』 https://t.co/fzRpd9ZKXy
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月28日
『アトランタ』はソフト化して欲しい。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月28日
『アトランタ』EP8「VIP」凄すぎる。クラブあるあるネタかと思いきやおとぎ話みたいな不穏な話になったりして、創造性がスパークしてる。つまらない写真撮ってるんじゃねえという意味で「お前はアンセル・アダムスか?」って突っ込むの俺も真似しよう。絶対伝わらないと思うけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月28日
「ワンダーウーマン」誕生の裏にあった作者の「3人婚」──その奇妙な生活を描いた映画の舞台裏|WIRED.jp https://t.co/9qLZTo4cdL
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月29日
なんかもう色々凄すぎるなと。完全にショートムービー。 Joyner Lucas - Keep It 100 (508) 507-2209 https://t.co/Xl4YCzjmkY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月29日
『インフィニティ・ウォー』予告編公開の裏で、ルーニー・マーラがマグダラのマリアを、ホアキン・フェニックスがキリストを演じる『Mary Magdalene』の予告編が各国で公開されたみたいなんだけど、ここでは敢えて香港版を…… 《Mary Magdalene》首條預告 │ 1st trailer https://t.co/TEm3qGalGl
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月29日
最後にあいつらが出てくるのヤバいね。 Marvel Studios' Avengers: Infinity War Official Trailer https://t.co/JfWSFpUOwg
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月29日
『ヴィデオドローム』を意識してみました。 pic.twitter.com/k51Pjt4KoQ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月29日
またPlain Archiveからヤバいブツが! 美し過ぎる。 plainarchiveさんの写真 https://t.co/zK7kN8rrRV pic.twitter.com/90NQI2XrYx
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月30日
諸々絶不調でイルな今日この頃、遂に撮影が始まった『Too Old To Die Young』の撮影の様子が見れることだけが喜び。 pic.twitter.com/dWAybECP21
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年11月30日
映画備忘録「2017年10月」
『スウェーデン・ホテル12号室(Chambre 12, Hôtel de Suède)』面白かった。『勝手にしやがれ』の聖地巡礼ドキュメンタリーで、シャブロル、ラウール・クタール、ジーン・セバーグの最初の夫、ジャン=ポール・ベルモンドなんかが出てくる。 pic.twitter.com/CmD969Wz0H
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月1日
劇中ジーン・セバーグが泊まっていたホテルからゴダールに電話をかけるところから始まるんだけど、話を聞かせてくれと言ったら「君は夢を見ているね」のひとことで電話を切られるというゴダールらしい悪意ある展開に痺れるw pic.twitter.com/fXij1S1AnK
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月1日
そんなゴダールに対してラウール・クタールがあいつは人間性に問題があるとハッキリ言ってたり、ジーン・セバーグにまつわる裏話や、カイエ派の人間関係とかも知れて(若干しゃらくせえ作りのため眠くなる箇所もあるけど)本当に面白い。 pic.twitter.com/2VTb1ozKMS
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月1日
吉岡里帆って頭がいいから、普通の人の役より、現実には存在しないかもしれないキャラクターを想像しながら演じなくてはいけないようなエキセントリックな役の方が向いてる気がする。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月1日
『やすらぎの郷』 最後のどんでん返しとか本当に凄いと思ったけど、結局半年間倉本聰のセルフ・ボースティングに付き合ったことになる俺を含めた非シニア世代の視聴者の胆力も凄いと思った。倉本先生、満足されましたか? あとのことは若い者に任せて安らかにお休みください。 pic.twitter.com/VkKQZW5Thx
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月2日
『ロスト・ハイウェイ』 こんなに面白くていいのかってぐらい面白かったんだけど、この内容を正確に覚えておくのは至難の業だとはいえ記憶してた内容とだいぶ違って驚いた。ラムシュタインやマリマンが爆音で流れるのでその筋の音楽が好きな人にもオススメ。ちなみにテーマ曲はボウイ&イーノ! pic.twitter.com/N17f1Vt8jz
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月3日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月3日
アン・リーの新作がAmazonビデオ ミニシアター作品として配信。配信歓迎派でも、この大作を配信で、しかも映画館で観るのとほぼ一緒の料金で観るというのは若干心理的なハードルが高いような気もする。どうしても観たかった人は別だろうけど。 https://t.co/fJ6aQJ9FMm pic.twitter.com/1g46d1TywJ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月4日
編集の仕方に思わず吹いてしまった。『映画というささやかな商売の栄華と衰退』 https://t.co/MidjLw0xHz
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月4日
ウディ・アレンの新作とは俄かには信じがたいゴージャスな画作り。 Wonder Wheel – Official Trailer [HD] | Amazon Studios https://t.co/odHN9rFej2
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月4日
まどマギは凄いなあ。「独りはイヤだ」という動機だけでここまでスケールの大きな話を駆動してしまうって。観るたびに感心してしまう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月8日
ブレラン2049早く観たいなー。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月9日
ちなみにドゥニ・ヴィルヌーヴ作品で1番好きなのは『プリズナーズ』(『ゾディアック』なんかより全然面白い)、僅差で『ボーダーライン』。『渦』と『静かなる叫び』は未見といった感じです。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月9日
『プリズナーズ』は韓国の陰湿な犯罪映画とが好きな人だったら絶対楽しめる作品だと思う。ただ、上映時間が153分あるので、観るならそれなりの覚悟は必要だと思うけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月9日
『ショック集団』 現代でも普通に観れることが奇跡に思える映画だった。倫理的にどうなんだってのもあるけど、ある種、VR表現の超先駆けとでも言うか……。端的に危険過ぎる。 pic.twitter.com/V1D5yoR0II
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月9日
メガネ女子、最高。 pic.twitter.com/VM5y6sUirP
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月10日
『アナザープラネット』 ブリット・マーリングの出世作。低予算であることとは関係なく、『The OA』同様ちょいちょいプロットに飛躍があって、やっぱり小さな粗は気にしないタイプの人なのかなと。これ、平行世界等のSF的ガジェットを取っ払ったら古典的な「奇跡」にまつわる映画だよなあ。 pic.twitter.com/BCHXoKFEEj
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月10日
わかりやすい「驕り」 pic.twitter.com/Qj3mQU272Y
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月10日
カルトとか言われがちなブリットだけど、本作を観るとむしろ凄い保守的な宗教観の持ち主なのではないかと思ってしまった。まあ『The OA』に繋がる作品は同じ年に作られた『Sound of My Voice』の方なんだろうけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月10日
『ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学』 何もなければ一生観る機会がなかったかもしれないタイプの作品だが、スティーヴン・キングが『死の舞踏』の「二〇一〇年版へのまえがき」で「新世紀最高のホラー映画」と激賞していたので観てみた。結論から言うと普通に面白かったのだが…… pic.twitter.com/4tZpEi10Xd
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月13日
他の人の感想を見てみるとホラー映画ファンですらよく言ってないんだよね。正直、キングの評価はさすがに過大評価(作品分析に関してはさすがに超的確。特に本作が先行版のツケを払わされている件を指摘してるのは見事)だと思うのだが、どうしてこのように賛否が分かれるのか。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月13日
これ、実はベルイマンの『処女の泉』をベースに作られたカルト映画『鮮血の美学』のリメイクという厄介な代物なのだが、監督のデニス・イリアディスは本作を撮る際、ちゃんと『処女の泉』を意識して撮ったらしく、本作を『処女の泉』の悪趣味リメイクという視点で見るとまた評価が変わって面白い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月13日
『ラスト・ハウス』のために『処女の泉』を見返した人間が世界に何人いるのかわからないが、見比べてみると色々発見があったのでこの行為は無駄ではなかったと思いたいw プロットは一緒なのだが、『処女』は信仰に救いを求めるのに対して『ラスト』は家族に救いを求めていて、この改変が興味深い。 pic.twitter.com/vaHIM8KwlR
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月13日
正直、有神論者ではあるが信仰心はない俺のような人間からすると、そもそも『処女の泉』自体悪趣味な話に思えるのだが、『ラスト・ハウス』は信仰の要素を切り捨てて超自然的な家族の繋がりの話にスライドさせているため、比較的飲み込みやすい話になっていて、ラストはちょっと感動的ですらある。 pic.twitter.com/v31NgVH8sA
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月13日
これは妄想だけど、『処女の泉』で某キャラが殺されてしまうのはあまりにも救いがないと、彼に救いの手を差し伸べたのがこの『ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト』なのではないかと思っている。ホラー映画の体裁で映画史上屈指の名作に挑んだと解釈すると、実はとんでもない作品なのかもしれないなと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月13日
えっ! 今「In Da Club」? 雰囲気的にこれは観ないわと思ったら、実はループもので結構面白そうだった。日本公開おねしゃす。 Happy Death Day - Official Trailer https://t.co/QPPGDvGv2O
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月13日
浅野忠信と神木隆之介主演の『刑事ゆがみ』で初めてちゃんと杉咲花を見たんだけど、ソフトな雰囲気なのに演技から圧を感じる稀有な役者だなと思った。あと「顔ちっちゃ!」って。 pic.twitter.com/48IMkIZgtW
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月15日
素敵やん。 pic.twitter.com/wEvOCzZu2o
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月15日
撮影クリストファー・ドイル、オダギリ・ジョー出演。 THE WHITE GIRL trailer | BFI London Film Festival 2017 https://t.co/6agAzWSXel
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月15日
【模犯生】Bad Genius 精彩預告 https://t.co/tf8sybvBRh
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月15日
かっこよろしいなあ。 hanasugisakiさんの写真 https://t.co/tOvyPwLNpA pic.twitter.com/C9eeSWWdPE
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月16日
韓国のメルヴィル回顧展のポスター、めちゃくちゃカッコいい。 pic.twitter.com/Wl230N1BVR
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月17日
『バニー・レークは行方不明』 超傑作だけどプロットに触れるとネタバレ不可避なので何も言えず。何を怖いと感じるかは人それぞれだと思うが、俺は冒頭のこの圧迫感が怖かった。撮影が神がかっている作品なので、この圧迫感からくる不吉さは意図したもので、後半出てくる人形や動物で更に反復され…… pic.twitter.com/bY0WuShRSl
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月17日
良いポスターだと思うけど、キム・ギドクの新作?って勘違いする人がいそう。……いないか。 pic.twitter.com/u5HKelxyEl
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月19日
黒沢清が選んだスピルバーグ作品は『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』! やはり怪奇映画に絡めての評価。トビー・フーパーだったら『スペースバンパイア』的な話か! #utamaru
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月21日
#utamaru #大林宣彦 pic.twitter.com/6Ii42Y60f0
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月21日
#utamaru #町山智浩 pic.twitter.com/nvl6DRub8U
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月21日
『アトミック・ブロンド』 序盤の展開から「スタイリッシュなアクション映画」みたいな一番つまらないところに着地しそうな予感があったのだが杞憂に終わった。ウンザリするような状況になってからが本番の、堂々たるハードボイルド/ノワール映画。1989年のベルリンという設定が気が利いてる。 pic.twitter.com/nkHQYWQKkh
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月24日
ネタバレにならない小ネタで、シャーリーズ・セロンが追っ手から逃れるためにアレクサンダー広場にあるタルコフスキーの某作品が上映されている映画館に逃げ込むシークエンスがあったり、作品全体にファスビンダーの作品で見たような空気感が漂っていたりと、シネフィルが喜びそうな作品でもあった。 pic.twitter.com/JTp6MynPLY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月24日
『マスター・オブ・ゼロ』シーズン1-8「オールド・ピープル」たった28分のエピソードで『やすらぎの郷』のエピソード1ヶ月ぶんぐらいの感動がある。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月24日
韓国のメルヴィル回顧展の様子。 https://t.co/DXyiaw92t7
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月25日
なんか凄い企画だなあ。 "小説家・ミュージシャンとして活躍する中原昌也が自由にセレクトした映画について、ゲストたちと語り尽くす一週間" 中原昌也への白紙委任状: https://t.co/SIYofdemR4
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月26日
『死んでもいい経験(죽어도 좋은 경험)』って『下女』のキム・ギヨンの遺作なのか……
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月26日
Wise Blood (1979), dir by John Houston https://t.co/Naknjiursh
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月26日
ルーク・スコットによる『ブレードランナー』短編、素晴らしいじゃないか! 「2036:ネクサス・ドーン」 https://t.co/6Lxl3evZQo
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月26日
「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」 https://t.co/xv139A78M2
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月26日
『ブレードランナー 2049』 ありふれた感想になるけど、2017年時点でのエンタメ作品として完璧、ヴィルヌーヴの新作として完璧、新たなフィルム・ノワールとして完璧、ブレードランナーの続編として完璧、ただオリジナルに匹敵する何かにまでなってるかというと……よく分からんと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月27日
個人的にはオリジナルにおける「女性の不在」(ディックがアレな人だったらしいので、ある意味仕方ないのかもしれないけど)が不満だったんだけど、『2049』はその不満に対してキチンと回答してくれたのが嬉しかった。とにかくラヴ。彼女の涙と、理不尽な存在に対する怒りの発露にはグッときた。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月27日
まあ、感情移入して観たら泣くよね。本当に酷い話なので。でもノワール好きにとってはそれがたまらないw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月27日
これから『2049』を観るのに『ブレードランナー』を観てないという人は、とりあえずどのバージョンでもいいからひとつ観るのは必須として、『2049』の世界にスムーズに入るためにも短編3本(全部観ても30分ぐらい)も忘れずに観ておくことをオススメします。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月27日
ルーニー・マーラ、ロザムンド・パイク、ロビン・ライトと、キャスティングにどこまで権限があるのか知らないけど、近年のフィンチャー作品の女性はみんな最高だ!という評価ポイントが『マインドハンター』で極点に達している。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月28日
EP7&8。暗闇を彷徨う体験。これだよ俺が求めていたものは!と、比喩ではなく本当に暗闇を彷徨う画を見ながら思った。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月28日
ブルマンはイントロが最高なので、映画のど頭で使うのは分かってるなと思ったけど、それ以外の曲の使い方は言われてるほどは感心しなかった。 #utamaru
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月28日
『アトミック・ブロンド』は飲み込みづらっ!て思ってからが本番。 #utamaru
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月28日
『ドレミファ娘の血は騒ぐ』 ロマンポルノ・ミーツ・ゴダールみたいな作品。ブニュエル作品常連のフェルナンド・レイみたいな伊丹十三や、フェリーニっぽい音楽の使い方とか、かぶれっぷりが凄い。こういうところから世界の黒沢まで羽ばたいていったのは凄いなと。あと、洞口依子がとにかく可愛い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月29日
普段からレフンレフン言ってるのに初めて観た『ブロンソン』。観てなんとなく敬遠していた理由が分かったw 特に言うことはないけど、町山さん的な紹介の仕方をすると、トム・ハーディのチンコが見れる作品です、とでも。チャーリーは『マインドハンター』に出たら、厄介さではラスボス級の存在かも。 pic.twitter.com/BDYDwjjnEv
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月29日
EP9&10フィンチャー監督回。「あれ? 結局『ソーシャル・ネットワーク』になっちゃうの?」と思いきや、そんなに生易しい話ではなかった。「ストレス溜まるわあ」と堪えに堪えたところで、突然鉄槌を下される様を見て、こちらまで心底震え上がるというとんでもない着地の仕方をした。最高。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月30日
In the Light! 次のシーズンが怖い! https://t.co/nxrIXrZoUa
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月30日
『マインドハンター』観てると、頭の固いクソ上司って必要なんだなと思う。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月30日
ムエタイだと!? 異様にブチ上がる予告編だ! https://t.co/a5ywN2TdWu
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月30日
グレタ・ガーウィグ初監督作『Lady Bird』のインスピレーション元にも『アマルコルド』の名が。元々好きだったのかもしれないけど、『20センチュリー・ウーマン』に出演したことも関係あったりするのだろうか。 https://t.co/TmOlj6tlF5
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月31日
"冗談で、『キャロル』はわたしたちの『イレイザーヘッド』だ、と言っています" オンライン時代のカルト作品──映画『キャロル』が再び注目される理由|WIRED.jp https://t.co/WWuCWJd0sO
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月31日
刺青ヤバい。 https://t.co/QDvRpsDILk
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月31日
#無限の住人 pic.twitter.com/GAPPbWgrmD
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年10月31日
映画備忘録「2017年9月」
『パターソン』 この詩情あふれる映画を観てもう少し生きていけるような気がした。現状『ありがとう、トニ・エルドマン』と並んで今年のNo.1。 pic.twitter.com/oQ8ntRX2ck
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月1日
ジム・ジャームッシュ作品、『イヤー・オブ・ザ・ホース』と『ゴースト・ドッグ』、そして『パターソン』と三作しか観てない。 #utamaru
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月2日
結構ネタバレしてるので、『ベイビー・ドライバー』鑑賞後に観るのをオススメします。 「Easy - Sky Ferreira (Music From The Motion Picture Baby Driver - Video)」 https://t.co/7Ws0u1pkGO
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月3日
俺たちが予告編で観ていた映画と同じ映画なのか!ってぐらい印象が違う。これだったら観たいと思うなあ。海外では木村拓哉主演であることより、あの三池の新作であることの方が重要なトピックなんだと。 Blade of the Immortal https://t.co/S4YiZ3OgcO
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月4日
コン・ユが似てるのは大沢たかおでもイノッチでもなく、東出昌大だと主張して早五年。確かに『新感染』終盤のイノッチ度は凄かったとはいえ、コン・ユ=東出昌大説は譲れない。 https://t.co/Vq7UdAPmFH
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月5日
『新感染』ウェルメイドな傑作。セットアップの巧みさは今年観た作品の中だと『午後8時の訪問者』と並び、一切無駄のない進行ぶりが最後に涙を誘う。個人的には主人公(コン・ユ)の贖罪、魂の救済の物語として観た。Z映画好きというよりロメロ至上主義者なので結末はもっとドライでも良かったかなと pic.twitter.com/ZhfTWiDMye
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月5日
マ・ドンソクはただでさえ人気あるのにこれ以上モテようとするなんてけしからん!と憤るぐらい、最高にかっこ良かった。愛しのチョン・ユミの好演は想定内だが、同じホン・サンス組のキム・ウィソンが見事なまでにクソ野郎になりきってたのも最高。何度もドサクサに紛れて殺されないかなと思った。 pic.twitter.com/boMlA9fqbU
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月5日
キタ! pic.twitter.com/jpMZgnz6pi
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月5日
脚本、監督 グレタ・ガーウィグ Lady Bird | Official Trailer HD | A24 https://t.co/GloxntXXLN
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月5日
ゴダール新作、前作の『さらば、愛の言葉よ』がピンとこなかったのであまり期待してないけど、期待してるw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月6日
『デス・プルーフ』から10年、マジか! まあ、タマフルも10周年だから当然なんだけど。 https://t.co/KtPBKhBiHV
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月7日
映画館に足繁く通うようになったきっかけが六本木で観たアメリカ公開版『グラインドハウス』。『デス・プルーフ』のあのラストで歓声と共に拍手が起きたのが人生で一番楽しかった映画体験だったこともあり、作品自体の出来と相まって『デス・プルーフ』はオールタイム・ベストの一本でもある。 pic.twitter.com/WzzjpRRY9F
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月7日
美女、車、キチガイ、最高! pic.twitter.com/NrI3psUbxD
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月7日
ちゃんとジャンル映画好きの精神が反映されてるの凄い。 24 Sèvres – ‘Where Fashion Comes to Life’ a film by Nicolas Winding Refn https://t.co/r11eAwqJj2
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月8日
あと曲がかっこいい。 Busy P - Genie feat. Mayer Hawthorne (Official Video) https://t.co/z298iep4iN
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月8日
別に菊地さんが書きそうなことを予想してチョン・ユミ、キム・ウィソンに触れたわけではないのだが、"ホン・サンス組の「エンタメ欲求不満」を大爆させており、大変に気持ちが良い"というホン・サンス ウォッチャーならではの感想には笑った。 https://t.co/b1UKnrVoMI
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月9日
改めて思う、『ソウル駅』と『釜山行き』だから意味があるのに、この邦題よ…… 『新感染 ファイナル・エクスプレス』ヨン・サンホ監督インタビュー 『哭声』から『アイアムアヒーロー』までゾンビ映画の源泉を明かす | https://t.co/GU1KSOQjsj
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月9日
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』 元々ザック・スナイダー贔屓なのとアルティメット・エディションで観たのもあるけど、普通に面白かった。やっぱりCGを使ったキメ画の巧さは頭抜けてると思うので、みんな俺たちのザックのことをあまり悪く言わないで欲しいw pic.twitter.com/Sb6PAdGyEr
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月11日
ただ、ナチュラルにノワールの雰囲気を醸し出しているベン・アフレックを見ていたら、『ジャスティス・リーグ』よりベンアフ監督版『バットマン』を期待してしまうのは仕方がないと思った。本人は興味ないらしいけど、『ダークナイト』を超える暗黒バットマンを撮るなら彼が適任なのは間違いない。 pic.twitter.com/OlEz73V3BA
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月11日
あと割とどうでもいい話だけど、ガル・ガドットが言うこのセリフの説得力ハンパない。 pic.twitter.com/o6U2CXIIz4
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月11日
久々につまらない映画を観てしまった。ノーランとトム・ハーディが組むと駄作になる説を唱えたい。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月12日
『ダンケルク』と同様に、ありとあらゆるお膳立てがされて「これは良いに決まっている!」と期待値マックスだったのに観たらそうでもなかった作品に『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』があるのだが、イギリスが舞台なのとダメだった部分が同じため、このふたつはセットで記憶されることになりそう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月12日
両方とも観てると感情の流れが勝手に断ち切られちゃうから、途中でスッと冷めちゃうんだよね。『ゴッド』は単に「監督が素人だったから」のひとことで済んじゃうんだけど、『ダンケルク』の方は意図した演出によって引き起こされる弊害なのでこちらの方がタチが悪いとも言える。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月12日
「ザックのことをあまり悪く言わないで」と言った翌日に新作短編の予告が流れるとか運命感じちゃうなあw しかも傑作『エンジェル ウォーズ』感がちょっとあってヤバい。 https://t.co/jCZpOLO0b4
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月12日
とにかくよく出来ている『新感染』だけど、好き度でいうと『昼顔』(上戸彩の)と同じぐらいって言ったら、こいつ何言ってるんだ?って顔をされた。自分の中では、両者は似た印象の映画だと思ってるんだけど、この件はネタバレ必至なので、ふたつとも観た人相手じゃないと説明できなくてもどかしい。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月13日
ネタバレしていない『昼顔』感想。軽く褒めたぐらいのつもりでいたが、読み返してみたら結構しつこく褒めていたw https://t.co/OwQhgK8XyH
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月13日
ジム・トンプスン『ポップ1280』の映画版『Coup de Torchon』、観たいなあ。1981年、イザベル・ユペールが若い! https://t.co/f0tP1Z7P1F
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月14日
ゴダールの肝は笑えるかどうかだと思っているので、これは結構イケるんじゃないかと思った。 LE REDOUTABLE - Bande-annonce officielle (2017) https://t.co/mXd2MfcNIc
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月14日
ジェニファー・ローレンス、早くも新作の予告編が! シャーロット・ランプリングにジョエル・エドガートンも出るスパイもの! Red Sparrow | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX https://t.co/XX9CU1m3Ad
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月14日
『ダンケルク』は前衛映画や実験映画と言われれば、「ああ、そうなんだ」と納得できるんだけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月14日
黒沢清「(概念を奪われると)基本は、どちらかというと幸せになる。(中略)ある概念がもし無くなったら逆にそこから解放されるわけですから、本人はすっと楽になって……」 https://t.co/g4dtaIZwTs
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月15日
「ただ、周りはえらい迷惑しますし、社会的にはたぶんもう使い物にならなくなるかもしれません。ただ本人は、意外と、すうっとこう、なんか、気持ちよくなるのかなと思って、そんな感じでお願いしますというとみんなそれなりに、なんかこうスッキリしたようなですね、芝居を……」
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月15日
後半のBキャメ(2カメ)、シネスコ・サイズ、VRと技術的な話が面白い。VRの話は三宅隆太氏がタマフルでさらに突っ込んだ話をしてるので、こちらも参考までに。 https://t.co/5Gl8KoVhmW
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月15日
っていうか、高橋洋が脚本に参加&俺たちの東出昌大がスパークしてるらしい『予兆』、早く観てぇー! https://t.co/LFi9FitjzG
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月15日
なんか怪しい動画もあがってた。 対談 黒沢清 × 高橋洋 (『Pulse』 / 『集積回路 黒沢世界に接続する』から) https://t.co/XSdJMJpVRW
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月15日
『やすらぎの郷』 遂に山本舞香登場!と喜んでいたら、かつてないほどカオスな展開に軽く眩暈が……。とはいえ、ハッピーのこの表情を挟み込んでいるということは、当然、作り手側は冷静だということなのだろうが。 pic.twitter.com/WZetUo1d1S
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月16日
『ダンケルク』の問題点って、3本のラインを丁寧にまとめて1本のラインにするんじゃなくて、緊張感の持続と「ダンケルクの戦い」が総力戦であったことを強調することを意図して、3本のラインを無理矢理まるで1本のラインであるかのように描いたことだと思う。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月17日
ひどい!w 映画『ゲット・アウト』解説1「映画秘宝まつり2017 -THE FINAL CHAPTER-」 https://t.co/89gF9TZMgP
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月19日
さらにひどい!w 映画『ゲット・アウト』解説2「映画秘宝まつり2017 -THE FINAL CHAPTER-」 https://t.co/foD8HRM4Yc
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月19日
『裸のキッス』より pic.twitter.com/CzwI0cEgxg
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月19日
「え? ソダーバーグの『ソラリス』がF評価? 」と言いたくなるところだが、CinemaScore曰くジャンル映画でありながら観客がそのジャンルに期待するものを見せていない作品は出来の良し悪し関係なくダメということらしい。 https://t.co/z45eTHAWHI pic.twitter.com/00S8vkP9Kf
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月21日
『プロメテウス』再見。ゴダールの映画史ならぬ、スコットの人類史だと思って観てるとワクワクドキドキの連続なのだが、話がエイリアンに合流した途端アルマゲドンやバスター・キートンみたいな要素が入ってきて物語が破綻するw 強引に畳まなくてもすむ10時間ぐらいのドラマでやるべきだったかも。 pic.twitter.com/turRdNf5y7
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月21日
『プロメテウス』好きなので、評判がどうあれ期待して観た『エイリアン:コヴェナント』だが、『地獄の黙示録』があまり好きではないためカーツ大佐的展開になった途端鼻白んでしまった。片や『ターミネーター2』的展開はテンション上がったが、ジェームズ・キャメロンは本作をどう観たのだろう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月23日
『コヴェナント』はとにかく画面が暗すぎる。その上忙しなく動き回るFPS的映像のため、スクリーン上で何が起きているか把握しづらい。アクション映画としては『プロメテウス』よりサービス精神旺盛だと思うが、個人的にはそれでも『プロ』の方を支持したい。『プロ』の方が映画として愛嬌がある。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月23日
『アフターマス』の脚本、『複製された男』のハビエル・グヨンなのね。って、藤谷文子の夫じゃん。 #utamaru
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月23日
『コヴェナント』のクルーのテンパり方はリアルだなあと思って観てた。むしろ終盤の主人公の超人的活躍にこんなやついるか?と。 #utamaru
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月23日
『しびれくらげ』金・暴力・SEXが絡み合うエクストリーム人情話。増村作品らしく出てくる男が全員下衆なのだが、その中でも究極レベルの下衆男を玉川良一が熱演していてヤバい。渥美マリのシリーズに免疫がない人はあまりのキッチュさに面喰らうかもしれないが『お嬢さん』を観るようなつもりで観て pic.twitter.com/DvrNTtgwkz
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月24日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月24日
ロマン・ポランスキー『吸血鬼』のクシシュトフ・コメダによるサントラ。ジャケが可愛い。 https://t.co/igrUHCFQoF
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月25日
DVDのジャケも可愛い。 pic.twitter.com/5hUdF73t3T
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月25日
Music:FLYING LOTUS 「ブレードランナー ブラックアウト 2022」 https://t.co/TWf6kqAIse
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月26日
エリッヒ・フォン・シュトロハイムの『グリード』がマジでハンパなかった。フィルム・ノワールという言葉が生まれるはるか前に、地に堕ちた人間を描く超ノワールな作品を撮っていたシュトロハイム。さすがグリフィスの弟子であり、『ハリウッド・バビロン』でその異常性が紹介されていた男なだけある。 pic.twitter.com/LdQPRPd7vG
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月27日
手の届くところにある黄金に取り憑かれ精神に異常をきたす3人の姿を、常軌を逸したリアリズムで執拗に描いた作品。執拗に描きすぎて上映時間9時間の作品になってしまい、案の定「んなもん上映できるか!」とバッサリ2時間に編集(切られたフィルムは廃棄)されてしまったというのは有名な話。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月27日
当然観たのは2時間版のため、明らかに何かが足りないと感じる箇所がいくつかあったのだが、とはいえこんなエグい話を9時間(4時間版もある)も観てたら気を失ってしまうので、2時間で十分だとも思ってしまう。ぶっちゃけ2時間の間でも面白いのは後半30分で、それまでは結構睡魔との闘いだった。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月27日
とにかく惚れ惚れするぐらい救いのない「始まった時から詰んでいた」系の話を、1924年に作られたサイレント映画で観れることに価値を見出せる人だったらオススメできる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月27日
『戦争のはらわた』 確かに凄かった。でも一番強烈だったのは最後のブレヒトの言葉だったなあ。 pic.twitter.com/vtKNfSsK4P
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月28日
個人的な戦争映画のベスト1は『炎628』で、今まで観た映画の中で一番怖い思いをした作品。確実に心に傷を負うので「戦争怖い。絶対嫌だ!」と思っている人に見せるのは抵抗あるが、「場合によっては戦争もやむなし」と思っている人には義務として見せたい。ちなみに次点は『キャッチ22』かな。 pic.twitter.com/6DKSl1fjhD
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月28日
一番好きなやつ届いた。 pic.twitter.com/f7WJpI5uq1
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月30日
「えっ!?」 pic.twitter.com/kGPoOwH8XL
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月30日
「そんなやつ、いないでしょ」 pic.twitter.com/kKatmrKjZu
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月30日
マジでこのシーン、世界で一番かっこいいシーンだと思っている。 pic.twitter.com/B9rOVYk10Z
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月30日
ブリット・マーリングとSF。 https://t.co/gFyzLrSTAT pic.twitter.com/QzGYIncKd7
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年9月30日
『散歩する侵略者』を観ました
黒沢清作品で、近作で特に顕著な「愛する人が変容してしまい、その変容に対してなすすべもなく、最終的にはそのことを受け入れる」という、お得意の物語構造に、ツイストしたかたちではありますが「愛は地球を救う」という要素を上乗せすることで、ある種のブレイクスルーを果たそうとした作品という印象を受けました。
前作『ダゲレオタイプの女』(個人的には黒沢作品の中で一二を争うぐらい好きな作品)は分かりやすくクラシック映画のような佇まいの「愛の物語」でしたが、本作はよりフィクション度の高い現代的な「愛の物語」になっており、本作の反応次第で、場合によっては今後黒沢清作品でありながら商業的な成功をおさめる作品が出てくるかもしれないなと思いました。
個人的な感想ですが、かつて父がある病気になり、前日まで元気だったのに突然ひとりで歩くこともままならないような状態になってしまった経験があったので、序盤の突然日常が揺らいでしまって動揺し苛立っている長澤まさみの様子に、当時の母の様子を重ねてしまい(うちの父は浮気はしてませんでしたが)、見ていて結構辛かったです。話が宇宙人が自立していく方向に向かうので、途中からいつもの黒沢清映画らしくなっていきますが、序盤は、もしや黒沢清も作品内で大々的に介護と向き合う時代になったのかなんて思いながら観ていました(もし過去にそういった作品があったらすみません)。
そういったこともあり、とにかく夫を嫌々ながらも献身的に世話していく長澤まさみが愛しくて仕方ありませんでした。その上、いい意味で所帯染みた長澤まさみの佇まいが余計に色気を感じさせ、夫の松田龍平がその愛情に次第に応え始めていくのも納得というか。と同時に、本当になぜもっと早く、乗っ取られる前の真治は彼女の愛情に応えてあげられなかったのかと思うと悔やまれる部分もあり、いつだって人は失って初めてその大切さを知るのだなと。
そういった愛の物語という側面に感銘を受けながらも、全体的にポップな作りのため、黒沢清ならではのダークさが若干後退してしまったことに物足りなさを感じてしまったのも正直なところで、高橋洋が参加しているスピンオフの『予兆』の方にダークさの補完を期待してしまうのも仕方ないかなと。もしかしたら黒沢清版の『散歩する侵略者』は、二作を観て初めてきちんと評価できる作品かもしれないですし。
映画備忘録「2017年8月」
エドガー・ライトのトークセッション、いつまで残ってるか分からないけどアーカイブあるので興味ある方は是非。今回の常軌を逸した脚本の書き方には度肝を抜かれたw https://t.co/wcmnpny4VA
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月1日
『スカム』 久々に『炎628』級の、最低最悪だけど完璧な映画を観た。舞台は少年院。開始2分で規律権力に対して憎悪を抱いた瞬間から1時間半、ずっとドス黒い殺意が渦巻いたまま終わるのかと思いきや、ラストに少年院の院長が呆気にとられるようなとんでもないことを言って幕を閉じる。 pic.twitter.com/4qsiZFJJyK
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月2日
監視される側だけでなく監視する側もシステムに取り込まることで人間性を失っていくことの恐怖というか、どうしようもなさに絶望的な気分になる。ただ一人、知性とユーモアで権力に反抗するアーチャーという男が希望的存在に見えるが、彼とて… https://t.co/3LXdAbDWot
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月2日
『ローガン・ラッキー』サントラの選曲が渋い! 『フリー・ファイヤー』でも使われてたCCRとジョン・デンバーが特定の空気感を醸すのにいかに使い勝手がいいかという…… 'Logan Lucky' Soundtrack Details: https://t.co/Bqx2HyGEGQ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月3日
『遊星よりの物体X』と『遊星からの物体X』 pic.twitter.com/Oa7r4rle17
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月3日
『遊星よりの物体X』 女性がいる和気藹々とした現場で、ほぼフランケンシュタインに出てくるアイツな物体Xと戦いながら、主役ふたりを「お前ら付き合ってんだろ? だったら結婚しちゃえよ!」と周りが茶化すシーンがあるという、非常に緊張感のない、アメリカに余裕があった時代の産物という感じ。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月3日
『やすらぎの郷』 ここ最近ジジイの回春話に付き合わされて、面白いけど「正直なんなんだよこれは!」という思いが拭いきれずにいたが、思いもよらぬ方向から太平洋戦争と東日本大震災をアクロバティックに結びつけてきて、その剛腕っぷりに圧倒された。やっぱすげえよ、倉本聰。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月3日
『プッシャー2』再見。やっぱり傑作。NWRのストーリーテラーとしての才能が遺憾なく発揮されている作品。計画通りに物事進められない、コメディにもならないぐらい酷い、知性の欠片も感じさせない会話しかできない連中の中でも、さらに頭が悪く木偶の坊扱いをされている男が主人公。なのに泣ける。 pic.twitter.com/UNBM1FxSbf
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月4日
刑務所から出てきたら不能になってるわ、親父は相変わらず自分のことを認めてくれないわ、刑務所に入る前にやった女から「あんたのせいで子供ができたけど、あんたに自体に用はないから金をくれ」と迫られるわで、惨めなことこの上ない主人公トニー。 pic.twitter.com/JgebEkkrHX
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月4日
その上、生来のお人好しでもあるトニーは、友人に付き添いを頼まれた本当にしょうもない取引のゴタゴタに巻き込まれ、さらに立場を悪くする。そして行き場を無くしたトニーが最後にとった行動とは……みたいな話なのだが、父子の確執の物語に弱い俺としてはやはりトニーに肩入れしてしまう。 pic.twitter.com/YXH2nsusaq
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月4日
初めて観た時トニーは『トレインスポッティング』のスパッドをマッチョにしたような駄目キャラに見えてたんだけど、これを演じてるのが名優マッツ・ミケルセンだと知った今(わりと最近知った)となっては、どうしてもちゃんとした人に見えてしまうので、当時のような気持ちで観れないのが本当に寂しい pic.twitter.com/eceMqLFqj3
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月4日
映画界に復帰したスティーブン・ソダーバーグ監督の最新作『ローガン・ラッキー』がいかに制作、配給の面で革新的な作品であるかという話。本作の成否次第で、今後映画制作のスタイルが変わるかもしれないと注目されているとか。 https://t.co/QDRxf4u15o
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月6日
部屋の中で発掘した、装丁最高のやつ。『ミッドナイト・クロス』って意外と好きな人多いよね〜なんて。 pic.twitter.com/lJBbL2610d
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月6日
『ゴースト・イン・ザ・シェル』映画としてはツメが甘いと言わざるをえないけど、攻殻機動隊の映像化(厳密には『GHOST IN THE SHELL』の実写化と言うべきなのだろうが)としては満足の出来というか。ちなみに字幕と吹き替えどちらが良いかと訊かれたら、迷わず吹き替えで!と答える pic.twitter.com/1AlzsG5ImV
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月6日
最初字幕で観たんだけれども、荒巻(”ビート”たけし北野)だけ字幕なしの日本語で喋るという作りが異常にノイズになってセリフが頭に入ってこないという事態になったため、途中から吹替にしたのだが、これがもうスムーズったらありゃしない。アニメ版キャストの安定感よ。ただ、たけしはたけしのまま
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月6日
でも、たけし版荒巻がめちゃくちゃかっこいいので、たけしキャスティングは間違っていない。それに押井版の少佐の魅力の無さに当時から不満だった人間からすると、色々言われたスカヨハの少佐も素晴らしいなと。自然に相手を惹きつけてしまう色気があって、人形と人間の間の存在としての説得力があった pic.twitter.com/fWbtOk4DTu
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月6日
だからどう考えてもバトーと少佐の関係とか説明がなくて一見さんに厳しすぎるのではないかと思ったが、色気のある少佐を前にしたらバトーが惹きつけられるのに説明はいらないようにも思えた。逆に人間臭いバトーに少佐が惹かれるのも分かる。本作はふたりのバディものとしても良い線いってると思う。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月6日
やはり商業映画として『攻殻機動隊』を可能な限り分かりやすくするという選択は理解できるし、それによって実際一定のラインは超えられていると思うのでその選択が間違っていたとは言えないが、とはいえ『攻殻機動隊』の良さは飲み込みづらい難解さにあるとも言えるのでここは痛し痒しだよなあと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月6日
まあ、直接の原作にあたる押井版から一歩もはみ出そうとしてないことが、原作オマージュのシーンを継ぎ接ぎしたような物語になってしまっている原因なんだろうけど、それ故に簡素化できたとも言え、結局観る側の補完だよりになっていることが最初の「ツメが甘い」という感想に繋がっている。 pic.twitter.com/vtYaUD07bZ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月6日
『リオ・ブラボー』 開始20分ぐらいまで観ても「え? これがタランティーノがNo.1に選ぶ映画なの?」というぐらいボンヤリした感じだったのに、中盤に差し掛かる頃には「やべえ。これは今まで観た西部劇(そんなに数多くはないが)とは次元が違い過ぎる!」となっていたのには驚いた。 pic.twitter.com/xj343sDJRr
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月8日
西部劇好きより『ありがとう、トニ・エルドマン』とかが好きな人の方が気に入る内容だと思う。キャラクターたちが活き活きとしていて、難解な部分は一切ないのに、驚くほど複雑な感情のやりとりをしている。タランティーノが本作を何度も繰り返し観ているというのも納得というか。 pic.twitter.com/jHEks1vBo8
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月8日
あとアンジー・ディキンソン演じるフェザーズというヒロインが、今まで観た映画の中でも5本の指に入るぐらい好きな女性キャラクターかもしれない。気が強くて欲望に忠実なんだけど、とにかくキュート。代表作『殺しのドレス』の時点で大分おばちゃんだったけど、初期作にあたる本作ではさすがに若い。 pic.twitter.com/zGftHX8vhX
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月8日
スティーブン・ソダーバーグの『バブル』。地味な中編だが普通に面白い。『マジック・マイク』でも思ったが、ソダーバーグって意図は分からないけど車を運転している男を異常にかっこよく撮ったキレッキレのカット挟んでくる傾向ある? だとしたら『ローガン・ラッキー』はどうなるのかなと。 pic.twitter.com/bDkfQLukqg
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月11日
『田舎司祭の日記』 最後の「それがどうした。すべては神の神の思し召しだ」という言葉の重みを受け止めきれずにいるが、本作がホン・サンス作品の原点であることはなんとなく理解できたので、とりあえずよしとする。 pic.twitter.com/qfBO98JZpr
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月14日
『この世界の片隅に』再見。何が起きるか全て知っているからこそ余計に恐ろしい。特に義父を見舞いに行くシーンあたりでは、これから起きる不幸が同時に見えているため、胸を締め付けられるような気持ちになって辛かった。病室に鳴り響く「ムーンライト・セレナーデ」の甘さがより残酷さを引き立てる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月15日
任侠ものパートに突入中の『やすらぎの郷』で、藤竜也かっけー!となっている裏でナボコフの『ロリータ』を抱きながら呑気に昼寝している石坂浩二。 pic.twitter.com/ode5pgp4aj
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月17日
後輪駆動のスバル「WRX」も登場! 映画『ベイビー・ドライバー』のスタントマンが撮影の舞台裏を語る https://t.co/zwCB8k1USR
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月19日
あの〈抗日〉映画「軍艦島」が思わぬ失速 韓国で非難された3つの理由 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト https://t.co/Ixr5owzOrc
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月20日
いやほんと、『ラ・ラ・ランド』要素がどこにあるのか教えて欲しいし、ついでに言うなら『トゥルー・ロマンス』って指摘にもピンと来てない。 https://t.co/dl0rUmd8Sv
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月20日
『20センチュリー・ウーマン』韓国での公開9月なんだ。このポスター良いね。 pic.twitter.com/4sR1jswUr6
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月21日
『ノクターナル・アニマルズ』の出来がどうであれ『シングルマン』がとんでもない傑作であることは揺るぎない。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月21日
『ジョン・ウィック』完璧だった。 pic.twitter.com/tjALJ5pndi
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月22日
1969年式フォードムスタングBOSS429、1970年式シボレーシェベルSSハードトップ、2011年式ダッジチャージャー。免許持ってないけど、これらの車種が出てくるとニヤけてしまう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月22日
皆殺しの動機が弱いとか眠たいことを言ってるやつがいるみたいだけど、亡き妻からの最後のプレゼントである可愛いワンちゃんを殺され、その上手入れの行き届いたムスタングを盗まれたら、そりゃ組織のひとつやふたつ壊滅させるのに十分な動機になるだろっていう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月22日
「車や銃で遊んでばかりいるこいつアホでしょ?」っていうジョン=作品自体を相対化する視点があった上で、神が見下ろす箱庭に閉じ込められた日陰者たちの陰惨な物語を展開しているので、個人的な好みの問題だが、『キングスマン』みたいなガキっぽさを感じさせなくて本当に最高だった。 pic.twitter.com/D0aZRxwdgi
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月22日
あと特に前半パートのサイレント映画をリスペクトとした作りとかヤバいよね、とか、そこまで言うならリアルタイムで観ておけよという感じで、キアヌ・リーブス作品を舐めてた(『ネオン・デーモン』を除くと『スピード』しか好きな作品がなかった)自分を恥じています。 pic.twitter.com/WqYEq6dnJj
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月22日
『やすらぎの郷』 ハッピーの件はあれでいいのか(松岡茉優の表情の演技は見事だったけど)ってのと、三度登場の倉本聰と中島みゆきの死神感…… pic.twitter.com/az6lKjrT93
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月23日
『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』めちゃくちゃ面白い。58分しかないのでドキュメンタリーとしては小品という感じだが、さすが妻リブ・コーフィックセン撮影なだけあって、普段は見れないNWRの可愛げが収められていてファンだったら確実に楽しめる作品。 pic.twitter.com/W5ciZTo2Ou
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月24日
『オンリー・ゴッド』の撮影に密着したドキュメンタリーだが、レフンの調子は常にこんな感じ。どうしてここまでナーバスにならざるをえなかったのか、レフン作品未見の人はその理由を予習しておく必要はあるが、成功した後に別のタイプの作品に挑むクリエイターの心情としては普遍的なものなのだろう。 pic.twitter.com/wvZqaDFiKC
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月24日
でも本作のタイトルを見れば分かるように、本作のテーマは『オンリー・ゴッド』の出来不出来に落ち込むレフンの苦悩にはなく、世界を股にかけ活躍する才能の持ち主と結婚してしまったリブの苦悩の方にある。その夫婦の危機を前にして重要な役割を果たすのがホドロフスキー尊師ってところがヤバいなとw pic.twitter.com/4Kcl98Ij5y
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月24日
カンヌで『オンリー・ゴッド』を上映する際、雨が降ってて「不吉だぁ」とヘコんでいる父親の姿を見て、「くだらないことで悩んでるんじゃねえ!」とレフンを叱責する長女が最高なので見てほしいw というか、夫婦の娘ふたりがクッソ可愛いのヤバい。いずれ何らかのカタチで世に出てくるんだろうなあ。 pic.twitter.com/Rq0bO9YTIV
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月24日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月25日
『マニアック』の特典ディスクを観てたら、映画と同名であるこの曲にまつわるインタビューが入ってて面白かった。映画本編では内容が内容なだけにそうでもないが、ドキュメンタリーやインタビューを観てるとジョー・スピネルとウィリアム・ラスティグ監督のことが好きになってしまう。 pic.twitter.com/M1WbmWORIi
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月25日
『恋愛社会学のススメ(Alle Anderen / Everyone Else)』 いやあ、すげえよこれは。『トニ・エルドマン』と合わせてハッキリ格の違いを見せつけられた感じで、これをきっかけに自分の中でマーレン・アデはホン・サンスなどと並ぶ、現代最高の監督のひとりとなりました。 pic.twitter.com/XPa7LefY49
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月27日
『トニ・エルドマン』のユーモアのあり方と本作のユーモアのあり方が似ているので、マーレン・アデ監督の中でユーモアとはこういうものだという認識があるのかもしれない。トニ・エルドマンもそうだけど、俺はこういう子供じみたセンスが嫌いじゃない。 pic.twitter.com/J4gWkkjt0U
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月27日
『恋愛社会学のススメ』って謎の邦題、要は恋愛における感情の変化を微に入り細に入り調べるように主人公カップルにカメラを向けている様が研究でもしているように見えるとかそういう理由で付けたんだと思うんだけど、よくもここまで複雑な恋愛関係における機微を描けるものだと感心してしまう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月27日
『トニ・エルドマン』とベースは一緒だけど、親子関係と恋愛関係の違いで描かれる気まずさの質も違う。個人的には『トニ・エルドマン』より本作の方が気まずくてきつかった。とにかくあるあるネタのオンパレードで、主人公が他人だと思えなかったし、相手の女性が怒ってることも大概やらかしてい……
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月27日
『あるスキャンダルの覚え書き』 昼ドラをマックス面白くした感じの作品。人によってはかなりの劇薬となりうる内容だが、孤独に耐性のない人は心の隙に付け込まれないようにするためにも観ておいた方がいいかも。ジュディ・デンチはよくこの役引き受けたなって感じで、ケイト様はただただ美しい。 pic.twitter.com/3qY6gG6WEp
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月28日
結構な悲劇が起こるのに、勢い余って喜劇に反転してしまう感じが面白い。まあ、かといって全く救いはないんだけれども。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月28日
たいした話じゃないんだけど、本作の音楽フィリップ・グラスなんだよね。 https://t.co/G9OhAHAkUw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月28日
イギリスのティーンエイジャーが聴いてるリアルな音楽として、ストリーツの名前も出てくる。 https://t.co/gepQhIcEhp
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月28日
『エル ELLE』 レイプ被害を告発した女性に向かって「被害者は被害者らしくしてろ」と憤ってた連中(売名行為と抜かしてたバカも含め)の神経を逆撫でするような痛快な内容で最高だった。バーホーベンとイザベル・ユペールがマジで「絶好調!」って感じなので、過激な描写に一切の手抜きなし。 pic.twitter.com/9lSwjuzzwt
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月29日
イザベル・ユペールが歳を重ねたチョン・ユミ(ふたりは『3人のアンヌ』で共演)って感じで、近年の作品の中でも群を抜いて若々しく、自分の母の年齢とも近い女性にこう言っては失礼なのだが、めちゃくちゃ可愛くてヤバい。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月29日
『侠女』と書いてワンダーウーマンと読む(嘘)。武侠映画なのだが上映時間が3時間もあるため序盤が怪奇映画風だったりパートごとに印象が変化する。ただ終盤のインパクトが強すぎるため残るのは『エル・トポ』と『ホーリー・マウンテン』を掛け合わせたようなとんでもないカルト映画という印象。 pic.twitter.com/HZD0iFUCZf
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月30日
『エル・トポ』が1970年、『ホーリー・マウンテン』が1973年。『侠女』が1971年なんだよね。まあ、だからなんなんだって話だけど、西部劇やマカロニ・ウェスタン好きとしては、武侠映画に同じトンデモ時代劇の匂いを嗅ぎ取って興味が湧いてきてしまった。 pic.twitter.com/pCXPgl9HpE
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年8月30日
映画備忘録「2017年7月」
現実にもこういうこと言う人いるよなあと。 #華氏451 pic.twitter.com/UegGtGdn1d
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月1日
#華氏451 pic.twitter.com/G25g5wmeKV
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月1日
#華氏451 pic.twitter.com/hwxj5OxSov
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月1日
やっていることは酷い(本を焼く)のに、なんか愛らしい消防士の皆さん。 #華氏451 pic.twitter.com/azRFUIp8Ng
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月1日
『華氏451』 ニコラス・ローグって関わってるの撮影だけなの?ってぐらいニコラス・ローグ色が強いと思った。音楽はバーナード・ハーマン、監督はフランソワ・トリュフォー。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月1日
この中で新しさを感じたのは『ありがとう、トニ・エルドマン』『パーソナル・ショッパー』『20センチュリー・ウーマン』『Raw』『メッセージ』『ジャッキー』あたりかなと。何を新しいと感じたかはそれぞれ違うけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月2日
Mint Royale「Blue Song」feat. Noel Fielding, Julian Barratt, Nick Frost and Michael Smiley. Directed by Edgar Wright. https://t.co/ozwiheBmWo
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月2日
『海辺の生と死』って島尾ミホの話だったのか! しまおまほの祖母をモデルにした女性を満島ひかりが演じるって凄いなあ。 https://t.co/PHKkoFSwR4
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月2日
『ありがとう、トニ・エルドマン』 娘が自分を心配しているうざい父に絡まれることで自分の役柄から解放されるというと一見能動/受動の関係に見えるけど、実は娘が寂しい思いをしていた父を構ってあげていたり能動的に父を利用している場面もあって、これは能動/中動で理解すべき作品なのではと。 pic.twitter.com/u03Gf7hhtv
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月3日
『ミニミニ大作戦(The Italian Job:1969)』 イケイケな頃のマイケル・ケイン、クインシー・ジョーンズ担当の音楽、終盤20分で見られるフチコマのようにミラノの街を爆走するミニ・クーパーの勇姿は素晴らしいが……と肯定的な感想はこれが精一杯といったところ。 pic.twitter.com/SkNGhX8pPi
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月4日
他人の国まで来て散々暴れまわった挙句ゲラゲラ笑ってるってさすが大英帝国!と思っていたら、その蛮行の数々を回収するとんでもなくナンセンスなオチが待っていて、英国人のセンスは理解し難いという思いが改めて強化されるタイプの映画だった。 https://t.co/JuLKeGKtVt
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月4日
『ブリット』 スティーヴ・マックイーン演じる警部補が延々とこれといった手柄を立てることも出来ず、ひたすら根性で敵を追いかけるという作品で、観る側もそれに付き合う胆力がいるので万人には勧めづらいのだが、超弩級のカーチェイス・シーンがあるのでマッスルカー好きには文句無しにオススメ。 pic.twitter.com/DKFbt3s7VC
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月5日
後半セリフがグッと減ってサイレント映画みたいだとか、後味が『新幹線大爆破』みたいだったり、ロケ地が同じサンフランシスコだからというのもあるが、よくよく考えてみるとコレ、実はピーター・イェーツ版の『めまい』なんじゃないかと思ったりと、後から色々気づくこともあって楽しい。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月5日
あとラロ・シフリンによるクールな音楽が最高! https://t.co/mCpNvpnONV
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月5日
流れ流れて『ライフ』を観ることにした。今年の『パッセンジャー』枠第2弾として、あまり期待してないけど期待してる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月11日
『ライフ』 噂通り『エイリアン』ミーツ『ゼロ・グラビティ』という感じのプロットだったが、日本における観る側のコンディションとしてヒアリの日本上陸という恐怖を抱えていることで、作り手が想定している以上に嫌な後味を残す作品となったのでは。でも、キモはそこじゃない。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月11日
『ライフ』の新味は、時折猫ひろしに見えるジェイク・ギレンホール演じる主人公のデビッドが「地球にそんなに帰りたくない」キャラクターであることで、そこをどう拡げるかが本作のキモだと思う。それを前提にあのオチをどう捉えるかが評価の分かれ目なんだろうなと。 pic.twitter.com/iKAVY2aqyD
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月11日
『ライフ』 自分はどちらかというとデビッドよりの人間なので、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ https://t.co/LbGAitVew7
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月11日
逃れようとするものからは逃れられないというか。世の中、そんなことばっかりだよ。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月11日
『ヴァレリアン』 キマッちゃってるところに何故か学会員のハービーまでいるんだからワクワクが止まらない。 https://t.co/U57ukZ34LD
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月11日
『羊の木』を映画化するの吉田大八監督なんだ! なら絶対間違いないじゃん。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月12日
ラジオで粗筋を聞いた時、吉田大八監督が得意そうなテーマだなと思って、もしかしたらと検索してみたらやっぱり吉田監督が映画化すると知りガッツポーズ、みたいな。 pic.twitter.com/G35WbqUCQp
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月12日
ツイン・ピークスを放送開始から27年後に観始めると、ネイディーン・ハーリーが松居一代にしか見えなくて辛い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月12日
画だけ見ると結構面白そうなアン・ホイ監督の『明月幾時有(Our Time Will Come)』。日本占領下の話らしいけど、漢詩から引用したと思われるタイトルが美しい。 https://t.co/uIrB8ndq5w pic.twitter.com/1zc5BfHmhk
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月13日
『トランザム7000』 ひとことで言えばコメディ版『バニシング・ポイント』。やっていることは一緒なのに『消失点』のような高尚さは皆無なので舐められそうだが、こちらの方が抜けがいい分「午後ロー」ノリが好きな人はこっちの方が好きかも。 https://t.co/RJ8QGDANXC
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月16日
今の視点から観るとバート・レイノルズ(バンディット)とサリー・フィールドの恋愛要素はいらないようにも見えるが、この粋なやり取りのためだけにもカットするわけにはいかず。流れで観ると、気持ちは通じ合っててもふたりには共通点がないと嘆くサリーに対してバートが発したセリフが結構刺さる。 pic.twitter.com/NIUJhb0Onn
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月16日
それは本作がアメリカ南部を舞台にしているから(テキサス州東部のテクサーカナからジョージア州アトランタまでビールを密輸する話)なんだけど、その反面バートが乗るトランザムのナンバープレートがこんなだったりもして、事情が分からない人間を混乱させてくれる。 pic.twitter.com/AsOXbe4Jeh
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月16日
ジョエル・エドガートン監督&脚本&出演のスリラー『ザ・ギフト』が憎らしい程によく出来ていてヤバい。アクションで語るという大原則や、張り巡らされた伏線を丁寧に回収していくという徹底的に基本に忠実な作りでありながら、とても初監督作とは思えないほどに洗練されていて圧倒された。 pic.twitter.com/CyxjrqzFXt
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月17日
上映時間108分の間に語りたいことを過不足なく詰め込んだ上に、ど頭に張った伏線をラストに回収することで綺麗に物語を閉じ、実は何気にPCにも配慮していたり(なんだったら道徳の教材とかに使えそう)と、とにかくソツがない。 pic.twitter.com/N0K8AXzTDl
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月17日
その反面ぶっ飛んだ要素とかは皆無なので、何か映画的な飛躍を望む向きには物足りなさを感じるかもしれないだろうが、このサイズの作品としてはほぼ完璧な作りなのでは?
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月17日
'Raw' Q&A | Julia Ducournau & Garance Marillier | Rendez-Vous with French Cinema https://t.co/FXc6JenNFa
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月17日
"戦争映画よりも多く参考にしたのはアルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンス演出です。それにアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の「恐怖の報酬」(1953年)ですね" 「ダンケルク」特集 クリストファー・ノーラン インタビュー https://t.co/ZZ2jgOA3P0 pic.twitter.com/gXoJGCsUAQ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月22日
ノーランが参考にしたサイレント映画。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月22日
エリッヒ・フォン・シュトロハイム「グリード」(1924年)
F・W・ムルナウ「サンライズ」(1927年)
D・W・グリフィス「イントレランス」(1916年)
サイレント映画の中ではしょっちゅう名前があがる作品なので見ておかないといかんなあと。
アンジェイ・ズラウスキーの『ポゼッション』めちゃくちゃ面白い。世界崩壊のビジョンなんて見せられても、現代の作家のものだったら「出来の悪いマンガやアニメの見過ぎ」と鼻で笑うところだが、やはり本物は違う。見事な演出と主演ふたりの熱演もあってか、凡百の作品とは説得力がまるで違った。 pic.twitter.com/Q9YLs8XwUn
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月24日
どんな映画か知ってもらうために、宇多丸さんの「 タブー!One Point ネタバレ シアター」スタイルで有名なシーンを丸々ご紹介。ネタバレと言いつつ、ここだけ観ても何も分からないので大丈夫。全編この雰囲気であることだけ知って欲しい https://t.co/08IK5w88qA
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月24日
関連動画であがっているコレ。当時は俺の好きなロザムンド・パイクに何してくれてんのと思ったものだが、イザベル・アジャーニの頑張りを見た後だと全然大したことねえなあと。 Voodoo In My Blood https://t.co/uvOUioRs3Z
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月24日
看守はまだしも(気づかなかったけど)、裁判所通訳って分かるか!っていう。 #ベイビードライバー pic.twitter.com/fG7TopIDzJ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月26日
ショットガンを隠せそうな巨大な筒を受け取ると、中には最高にクールなポスターが! 嬉しすぎる! #ベイビードライバー pic.twitter.com/Rf4eNbdlL5
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月26日
褒めたいところが多すぎて何から手をつけたらいいか分からないけど、『バニシング・ポイント』や『ダーティ・メリー クレイジー・ラリー』など(『ザ・ドライバー』を観てなくてすみませんウォルター・ヒル監督)のカーアクションの系譜をキチンと更新して来たことに感動した。 #ベイビードライバー
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月26日
ただ一点残念なことが。今年俺のiTunes再生回数No.1の「Chase Me」が劇中では使われてなかったこと。これには唖然としたが、元ネタのJSBX「Bellbottmoms」はこれ以上ないくらい良いところで使われてたので最高! https://t.co/Inx8j4hUiO
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月26日
とにかく #ベイビー・ドライバー を観るなら、曲順を覚えるぐらいサントラを聴き倒しておいた方がいい。「あ、そういう風に使うのね」という感動の連続。大好きなダムドのぶっ込み方とか、本当に痺れた。 Neat Neat Neat https://t.co/OFDEzDrIo0
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月26日
どうでもいいっちゃどうでもいい話なんだけど、Young MCの「Know How」が使われてるからか、ちゃんとアイザック・ヘイズの「シャフト」がクレジットされてたのには驚いた。サンプリングものは大変なのね。 https://t.co/9HCrvyKwAW
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月26日
『ハッピーログイン』 SNSを通して自分をよく見せようとばかりしないでもっと自分に正直になれというテーマのラブコメ。突出して良いところがあるわけでもないが、普通に面白いし、普通に泣ける。ユ・アインは演技が上手すぎるし、思っていた以上にチェ・ジウが良くて驚いた。 pic.twitter.com/ngL3otUtUN
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月29日
と、面白かったこと前提であえて本作を批判すると、これ、3組のカップルのプロットをひとつにまとめる必要があったのかと。それぞれのプロットを単独で膨らませることで90分の作品にすることも出来たろうに、それだと捻りが足らないということで3つをひとつの作品にまとめたように見えてしまう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月29日
3つのプロットをかなりスムーズに繋いでいるため、120分のひとつの作品としては濃密な作品に見える。しかし、あえてそれぞれのプロットを抜き出してみると単独では淡白なため、結局印象的には今ひとつなプロットが3つあるというスタート地点に戻るようなことが起きてしまう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月29日
本作が濃密な印象なわりに、深い感動を得られるような話にまで達していないように見えるのは、ここに原因があると思われる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月29日
話を少し戻すと、何故3つのプロットをひとつの作品にまとめたように見えるかの理由として、そもそもSNSの要素が強いのはチェ・ジウのカップルだけで、他の2組のプロットにはSNSがあまり関係していないことがあげられる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月29日
本当にSNSを題材にした話がしたかったらチェ・ジウのカップルのプロットだけ膨らませれば良さそうなものだが、そうはしなかったということは、SNSというテーマは後付けで、企画開発の段階で存在していたのは3組のカップルのプロットだけだったのではないかと素人考えながら推測できてしまう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月29日
つまり3つのプロットをひとつにまとめた時点で、作品としての一貫性を出すためにSNSという要素を前景化させたのではないかと。特に強い繋がりを見出せない3組を結びつけるものとして、現代人だったらひとつやふたつやっててもおかしくないSNSを選ぶのは若干イージーな選択に思えるが、
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月29日
それぐらい当たり前となっているものなら観客に対する目眩しとしては有効なのかもしれない。疑うようなら、試しにSNSを意識して鑑賞することをオススメします。SNSを使ってはいるが、SNSが葛藤の原因であったり、SNSを使うことで登場人物が自らの殻を破ったりはしていないはず。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月29日
ラストに帳尻合わせみたいにSNSを有効活用するシーンはあるが、正直上手い使い方とは思えなかった。でも、過度な期待をしたり、穿った見方をしなければ普通に面白い作品と思わせるぐらいにはまとまっているので、やっぱり韓国映画、というより韓国ドラマの水準は高いなと思った。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月29日
NWRの妻リブの実の父親が、あの名匠フリッツ・ラングって。だったらレフンが大金叩いて買ったアンディ・ミリガンの激レアフィルムを見て、リブが「なによこのゴミ、あんたはバカなの?」とキレたのも無理ないなと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月30日
そう思って『ブリーダー』を見返すと新たな発見がある……いや、ないか。レフンの分身をマッツが、ヒロインをリブが演じている、俺は早すぎたNWR版『ブルーバレンタイン』だと思っている。 https://t.co/5q1bIX6AKq
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月30日
ウォルター・ヒルの『ザ・ドライバー』。内容はともかく、イザベル・アジャーニが自分の中での美人の概念が揺らぐレベルで美人で驚いた。 pic.twitter.com/I726LlK4kE
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月30日
そんな人が3年後にこんな役やってるんだから、役者って凄いなあと。 https://t.co/OHsI8TeMzY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年7月30日
映画備忘録「2017年6月」
自分は宇宙人だというレイヤーと、それって単にヤバい人でしょというレイヤーが重なり合っているけど、最後に爆弾が落ちることで、結局何が本当なの?となるのが本作の魅力のひとつだと思う。『美しい星』リリー・フランキー×吉田大八監督が語り合う https://t.co/T5VQYNjR4n
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月2日
オリヴィエ・アサイヤスの『感傷的な運命』。見える、見えないといったやり取りが頻出する、20世紀初頭のフランスを舞台に、愛をテーマにした比較的オーソドックスな三部構成の大河ドラマ。上映時間180分。デジタルではなく35ミリで映画を観るのは久しぶり。 pic.twitter.com/6qEJ5sAvgY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月3日
とにかくシャルル・ベルリングと、ただその場にいるだけでエロさを醸し出すエマニュエル・ベアール(『愛の地獄』もオススメ)の老けメイク&演技が見事過ぎて驚く。そんな中、地のままのイザベル・ユペールが終始不機嫌で怖い。不機嫌な彼女を前にして何か言える男などこの世にいるのだろうか。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月3日
ちなみに大人になったシャルル・ベルリングとイザベル・ユペールの子供を演じたのがミア・ハンセン=ラブだったりして、これまた美人で驚く。 pic.twitter.com/RDHgudRzSf
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月3日
オリヴィエ・アサイヤスよ、俺も生まれ変わったら映画監督になりたい。 pic.twitter.com/Rxrs7SWyv6
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月3日
環境で人は変わらないと言いながら、戦争で人が変わってしまうという展開には明確なメッセージが込められているなあと思った。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月3日
映画の中で舞踏会シーンがあると、それだけで儲けものと思うタイプなのだが、本作でも気合いの入った豪華な舞踏会シークエンスがあり、当時のパリピの調子こきっぷりが拝めて最高! しかし、ワルツであんなに大人数でクルクル回っててよくぶつからないよなあと感心してしまう。 pic.twitter.com/RiayjHs8Yi
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月3日
リアル志向の舞踏会だと『山猫』が極点になるのだろうが、現代的アレンジが効いたキーラ・ナイトレイの『アンナ・カレーニナ』の舞踏会もド派手で良いのでオススメです。 https://t.co/BSjebOtdVt
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月3日
『ローガン』 ローガンが老眼でプロフェッサーを老老介護とか地獄ようなドン詰まり感が充満した冒頭の展開に凹むが、ローラが登場してから一転ロードムービーになり、『トゥモロー・ワールド』をベースに『マッドマックス』経由の西部劇+田舎ホラー/スラッシャームービーみたいな激アツ展開に。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月6日
とあるフレッシュな演出を見せるド派手なカーアクション。まさに西部劇的な列車と並走するシーン等とにかく最高! キレキレなローラのアクションでは「親の背中を越えていく」というのを比喩ではなく、本当にアクションで見せてしまうのには泣けた。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月6日
『20センチュリー・ウーマン』 超傑作!めちゅくちゃ面白い。今年のベスト(エル・ファニング出演作は『ネオン・デーモン』に引き続き2作目)なのでみんな観た方が良い。個人的には出来たら10年前ぐらいに本作と出会いたかった。そうしたら、もう少し女性との付き合い方が変わったような気がして
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月6日
他の男と一括りにされて「男は」と批判されることに腹が立つ感じとか、ジュリーに「セックスはしたくない。友達でいたい」とか言われて困惑する感じとか、「ジェイミー分かるぞ!分かる!」とかガンガン首を縦に振りながら観たが「ていうか、お前可愛なあ。俺が見てもお前は大丈夫だと思うよ」と。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月6日
究極の「母さん、愛してる」映画だと思った。アネット・ベニング演じる母親の、旧世代でありながら、息子のことを理解しようと努力する姿に思い出すだけでも涙が。その愛を正しく受け取ったジェイミーと、監督のマイク・ミルズによる母親賛歌。ほんと訳もわからず涙が出る瞬間が何度もあった。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月6日
『ジャッキー』の時とはまた違う、俺たちが見たいグレタ・ガーウィグが拝めるのも最高。上手いんだか下手なんだかわからないダンスも最高だし、カメラマンとモデルの演技でよろしくって件や、声を合わせてmenstruationと言わせる件とか、なんだよそれ!と思わず噴いてしまった。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月6日
『20センチュリー・ウーマン』でドロシアの車に落書きされた「ART FAG」って、マイク・ミルズが直接スプレーで書いたものなんだぜ!(パンフ収録の写真より)
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月7日
カトリーヌ・ブレイヤの『ロマンス X』(『ポーラ X』じゃないよ)。監督が『愛のコリーダ』をフェイバリットにあげていて納得、みたいな作品。なので日本版はボカシ入りまくりなのだが、これをパク・チャヌクの『お嬢さん』が好きな人に勧めたら怒られるのだろうか。ちなみに百合要素はない。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月11日
『三重スパイ(Triple Agent)』 中盤まで面白かったけど、これもエリック・ロメールの人格を疑う系の作品で、オチが酷い。ウディ・アレンとかもそうだけど、おしゃれなインテリがニヒルな笑いに走ると本当ロクなことにならない。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月12日
『アクトレス~女たちの舞台~(Clouds of Sils Maria)』 めちゃくちゃ面白い。数作観たオリヴィエ・アサイヤスの作品の中でも特に重層的で、脚本の強度が群を抜いていた。 pic.twitter.com/SxBtnpk9bc
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月15日
ベテラン女優が、自身の出世作「マローヤのヘビ」という舞台の再演話を通して、過去、現在、未来を同時に見通すことで、女優として更なる成長を試みる話。特に老い(過去の自分)と向き合わねばならない人(つまり結果的には全人類)、必見の映画だと思う。 pic.twitter.com/PP38aTfmI1
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月15日
予告編を観た時はクロエ・グレース・モレッツが準主役なのかと思ってたけど、ほぼジュリエット・ビノシュとクリステン・スチュワートの二人芝居という感じで驚いた。とにかくキレイなSkrillexことクリステンと、ベリーショートになったジュリエットがカッコいいことカッコいいこと。 pic.twitter.com/FNQ5Rxni2E
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月15日
とにかく何でも境界(国境や彼岸/此岸など)を曖昧にしてしまうオリヴィエ・アサイヤスは、この二人に関しては性別の境界も曖昧にしてしまい、女らしさや、ましてや男らしさなどとも無縁な性別を超越した存在同士にしてしまっている。演じ方次第ではこの関係、男優同士でもいけるよなあとか思った。 pic.twitter.com/6YHynUvfrU
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月15日
ラストのジュリエットとオタク系若手監督とのやりとりが年配の人に阿った展開なのでは?と思う人もいるかもしれないが、クリステン演じるヴァレンティンの存在や、オリヴィエ監督が常に「映画は若さと結びついた芸術である」と発言していることからも、そんなに単純な話ではないとだけ言っておきたい。 pic.twitter.com/sHwdLYvgT6
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月15日
『マリアンヌ(Allied)』 面白すぎ。CG、CGした画が安っぽいとか言って劇場で観ることを怠ったことを激しく後悔している。ひたすら「距離を置いて見る/見られる」の反復で画面に漲る緊張感がハンパないが、その中でも全く動じないマリオン・コティヤールの大女優然とした佇まいに痺れる。 pic.twitter.com/wPRwal3W22
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月16日
ペーター・カーンの『ハムレット それはお前たちだ』は面白かったんだけど、「これだけ無茶苦茶やったクリストフ・シュリンゲンズィーフの『ハムレット』を実際に観た観客や批評家からの評判はどうだったのか」と質問すればよかった。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月17日
映画『昼顔』 よくできたアクション映画を観た後のような興奮を覚えた。瑣末な粗を論っても、面白かったという事実が揺らぐことはない類の作品で、傑作と呼んでも差し支えないと思う。個人的にはカロリー高めな韓国映画&ドラマ好きが喜びそうな内容だと思うのだが、どうでしょう? pic.twitter.com/MNTdSobwsz
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
上戸彩が身勝手で幸薄そうな女性を文字通り熱演。この熱演の前では心配される激痩せも、デニーロが役作りのために過度な体重の増減を繰り返していたのと同様、役者魂を感じる肉体改造だと肯定的に捉えてしまいたくなる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
普段は鬱屈した表情しか見せない上戸演じるアラサーの紗和(劇中ハッキリ年齢を揶揄されるシーンがある。あの上戸彩が、マジか……)が、心が満たされている時は、ヘタするとデビュー当時から変わっていないようにすら見える、屈託のない子供のような笑顔を見せる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
そのため俺のような軟派者はついつい「そこまで幸せなんだったら許してあげようよ」なんて気安く思ってしまうのだが、それを許せない人達にとっては逆に「このクソ女!」と神経を逆撫でされていることでしょう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
実際、彼女は劇中でも不倫して逃げて来た人間として周りの人間から総スカンを食らう。それでも彼女のことを見捨てず、キチンと向き合ってくれる余地を周りが残してくれているのは、際どいギリギリの所で愛されるキャラとして紗和を留まらせる上戸彩の役者としての力あってのことだろう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
演出がベタで、紗和の部屋に虫が入って来てからの一連の流れを始め(斎藤工、汗かき過ぎとか)、それこそ作り手も不倫の物語に酔ってるんじゃないかと若干冷笑気味に見てしまい、思わず吹き出してしまうような箇所も所々あったのだが、このベタな演出の積み重ねが後半の展開に効いてくる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
紗和が逃避先で出会う人々は世間の声の代弁者でしかなく存在感が薄い。一応今回の主要キャラである飲食店オーナーも、ネタバレになるので詳しくは言えないが「それ!多分お前のそういうところも原因だと思う」とツッコミたくなるようなキャラで、正直魅力あるキャラとは言いづらい。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
だが彼らは本作のテーマである「奪われる側の痛み」を描くために奉仕しているのだと思えば許せる範囲ではないか。ドラマ版は文化系のキャラばかりだったので、今回体育会系のキャラを入れたと監督が発言していて、こういう言い方は語弊があるかもしれないが、彼らは普通の人を好演しているとも言える。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
要は本作は紗和と斎藤工演じる裕一郎ともう1人、伊藤歩演じる裕一郎の妻、乃里子の3人が中心のユニヴァースで展開される物語であり彼らの情動をベタすぎるほど丁寧に描いていくことで作品がドライブしていくような構造になっている。周りの冷ややかな対応は彼らの関係にドンドン燃料を投下していく。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
撮影の方では、カメラが驚くほどダイナミックに動いたり、蛍、川、財布、長靴、指輪など、象徴的な意味を込めたものの撮り方にキチンとした演出意図が感じられる。総じて画で見せることへの情熱が感じられ、本作には「映画を観る」ことの醍醐味が詰まっている。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
その反面、その作り手の情熱が溢れ出過ぎてて弱冠トゥーマッチと感じる箇所もあったりした。ただ、その辺は最近のただ熱苦しいだけの作品と比べたらご愛嬌というレベルの話で、本作に漲っている作り手の情熱が紗和の性(生)への欲望を後押しし、彼女をとんでもない所に連れて行ってしまう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
これが面白くないわけがない。なので出来たらもう一回観たいぐらいなのだが、誰かこれから観に行くという人がいたら同行したい勢い。もう、ああだこうだ言いたいことがたくさんあり過ぎる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
でもこれだったら、ことあるごとに名前をあげている韓国ドラマの『密会』の方が面白……という気がしないでもない。まあ、好きすぎてDVD買っちゃったぐらいなので。廉価版の方だけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月19日
『イノセント・ガーデン』でパク・チャヌクの変態性が炸裂してる名ショット。 https://t.co/dTC44MSNMt
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月20日
ちなみにこのアルバムに収録されている「Kowalski」がオリヴィエ・アサイヤスの『アクトレス』に使われているけど、Vanishing Pointってつまりそういうことでしょとなるわけでこの映画もゴースト絡みの作品だったのかなんて。 https://t.co/T48c98RUQZ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月22日
『彼とわたしの漂流日記』 韓国映画ガイド本で存在を知って気になってはいたがどうしても観たいという程の熱意はなかったため先送りにしてきた本作だが、キネカ大森の「さよならCJEJ」特集のラインナップに入ってたのでようやく観る事ができた。 https://t.co/Ik3Zlgf9yn
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
結論から言うと、これがとんでもない傑作で、ライトな映画好きの韓国映画最初の一本とかに最適の映画ではないかと。テーマは普遍的だが、韓国でしか撮れないというローカル性もあって素晴らしい。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
つうかこれ、構造だけ抜き出してみると韓国版『君の名は。』なのでは?と言えなくもない。脚本に関しては、むりくりなSF要素がない分(韓国特有の詩的な感性による描写はあるが)『君の名は。』より遥かに良く出来ている。ちなみに『彼とわたしの漂流日記』は09年の作品。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
『君の名は。』との最大の違いは、主役ふたりが共に社会に適合できず、社会から隔離された自身にとって唯一の居場所と思っている場所から出ようとしないことが、ふたりが出会えない理由になっていることであろうか。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
リストラ、借金、失恋の三重苦から自殺しようと漢江に飛び込むが失敗し、立ち入り禁止の無人島(パム島)に漂着した男と、その無人島を見下ろす高層マンションで3年間引きこもっている女の交流の物語。ふたりの視点で物語は進行するが、登場人物はほぼこのふたりのみ。 pic.twitter.com/eFOkcWahGb
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
お互い各々の限定的空間から出ようとしないので直接会うことが出来ないという難易度高い設定の物語を、見事にまとめあげた作り手達の力量に感服。コメディタッチで始まるのに終盤は思っていた以上にシリアスな問題と向き合わざるをえないという展開も『君の名は。』と似ているかも。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
女はマンションの部屋に閉じこもってSNSをやっているが、引きこもりの原因のひとつであろう顔に痣があるコンプレックスを抱えているため、ネット上から拾ってきた画像で素性を偽って生きている。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
彼女は偶然望遠カメラで無人島で自殺しようとしている男を見つけてしまう。男は島で首を吊って死のうとするが、急な便意から野糞をすると、目の前で美しく真っ赤に咲き誇るサルビアの蜜の甘さに感動して自殺を思いとどまる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
本作はやたらとウンコネタが多いのだが、死に対する生の象徴として扱っていて、生きることを心の底では諦めきれていない人間は便意を催したら自殺より排便の方を優先するし、ウンコが希望を運んで来たりもする。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
女は、死への欲望から転化した生への(具体的にはジャージャー麺を食べたいという)欲望を放出しながら無人島でのサバイバル生活を送る男を見て、興味を持ち観察を続ける。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
やがて男も自分を観察している女の存在を知り、女に会ってみたいと思うようになるが、ここから広げた風呂敷をどうやって畳んでいくのかと思っていたら、あまりにも鮮やかな畳み方をしてきたので思わず号泣。ラストシーンの美しさは凄いものがある。本当に観てよかったと思う一本。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月24日
『Raw』 めちゃくちゃ面白い!これだけ人間の生理に忠実な映画もないよなあ。食いたいから食う。ただそれだけという。ちなみにこれ、原題は『Grave』なんだよね。観た後にタイトルの意味を考えると原題の方が絶妙な可笑しみがあって良いなあと。 pic.twitter.com/lsBJJpcnML
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月25日
『Raw』 中山エミリとルーニー・マーラを足して割ったようなルックスのギャランス・マリリエの頑張りが凄くてとにかくエロい。個人的にはホラーだとは全く思えず、底無しの性欲保有者を前にして、大変だけどそれでもセックスは楽しいよなあと頓珍漢な感想を抱いた。 pic.twitter.com/uBq7fzG8GM
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月25日
とはいえ、ホラー映画のいいとこ取りのハイブリッド感も確かにあって、テーマ曲なんて「『サスペリア』かよ!」と思った。 https://t.co/0gK54O6R3B
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月25日
そう、『Raw』を観て真っ先に浮かんだ感想は「清々しい」だった。 pic.twitter.com/sTFiJsGrHj
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月25日
自分が男だからってのもあるけど、途中主人公の父親が主人公にボソッと言う言葉を聴き逃さなかったのだが、軽い意味で言ったのかなと思いきや、最後まで観るとその言葉に思っていた以上の意味が込められていたと知り戦慄した。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月25日
昨夜から『Raw(原題:Grave)』のことばかり考えているが、本作も『中動態の世界』で書かれていたことを援用して語ることが出来そうな気がしている。来年日本で一般公開されたら、そういう批評も読めるかな? https://t.co/lwfYKlkPxo
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月26日
#2017年上半期映画ベスト 11-20+α
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月27日
11
12 ジャッキー
13 マリアンヌ
14 哭声
15 美しい星
16 ローガン
17 午後8時の訪問者
18 昼顔
19 パッセンジャー
20 ラ・ラ・ランド
チャンピオン:牯嶺街少年殺人事件
もうベスト10も選んであるんだけど、もう1本観る予定の作品が高い確率でベスト10に入ると思われるので11位をあけておいた。もし某作品が20位内にも入らなかったら繰り上がってくる次点の作品は『アシュラ』です。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月27日
韓国 独立映画界で今後の活躍が期待される女性俳優7人 https://t.co/EcP7wQEyF3 pic.twitter.com/3s4hbbbCkx
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月28日
『彼とわたしの漂流日記(김씨표류기)』の韓国盤Blu-rayのジャケが可愛すぎる!日本語字幕なしだけどちょっと欲しい。 pic.twitter.com/ww47YVuogz
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月28日
あっさり上半期No.1の作品が入れ替わって拍子抜けしている。2016年のカイエ・デュ・シネマのベストは信用できるかもしれない。『エル』は下半期に回すとしても、『アクエリアス』は早いとこ観ておいた方がいいかも。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月29日
#2017年上半期映画ベスト 11-20+α
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月29日
⑪ T2 トレインスポッティング
⑫ ジャッキー
⑬ マリアンヌ
⑭ 哭声
⑮ 美しい星
⑯ ローガン
⑰ 午後8時の訪問者
⑱ 昼顔
⑲ パッセンジャー
⑳ ラ・ラ・ランド
チャンピオン:牯嶺街少年殺人事件
『彼とわたしの漂流日記』、Netflixにあったんだね。知らなかった(もしくは知ってたのに忘れてた)…… https://t.co/qlCBQA4N8Y
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月29日
映画と本 特集のanan。橋本 愛×門脇 麦 対談のふたりがありえない可愛さだったのでつい買ってしまった。あと、Dさんの比じゃない色男の横でブブカ野郎の宇多さんが頑張っていた。 pic.twitter.com/IaypkfYjZt
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月30日
橋本愛と門脇麦はここで確認してくれよな! 俺が言ってるのはこの写真じゃないんだけど。 https://t.co/GdgrYBXRdg
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月30日
#2017年上半期映画ベスト10
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月30日
① ありがとう、トニ・エルドマン
② ネオン・デーモン
② 台北ストーリー
② パーソナル・ショッパー
⑤ GotG Vol. 2
⑥ 20センチュリー・ウーマン
⑦ ムーンライト
⑦ Raw(Grave)
⑨ お嬢さん
⑩ メッセージ
#2017年上半期映画ベスト 11-20+α
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月30日
⑪ T2 トレインスポッティング
⑫ ジャッキー
⑬ マリアンヌ
⑭ 哭声
⑮ 美しい星
⑯ ローガン
⑰ 午後8時の訪問者
⑱ 昼顔
⑲ パッセンジャー
⑳ ラ・ラ・ランド
チャンピオン:牯嶺街少年殺人事件
『ありがとう、トニ・エルドマン』 良さを言葉で上手く説明出来ない。日本語で読めるレビューでこの感動を言い当ててくれているものも見つけられず。めちゃくちゃ面白いというわけではないんだけど、年間ベストとか通り越して、もしかしたら生涯ベスト級の作品になるのではないかとすら思っている。 pic.twitter.com/Cs906664Iv
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2017年6月30日