映画備忘録「9月」
ぽわんぽわんぽわ〜んという効果音が欲しくなる。 pic.twitter.com/6pZoQcVKzz
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 1, 2016
こんな美術を前にしたら記念撮影するよね。 pic.twitter.com/ThKf6Wc9Ki
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 1, 2016
『バッドタイム』 安直な改題につられてマイケル・ベイ的作品だと思って観ると痛い目にあう、どちらかと言うと『厭な映画』系作品。製作総指揮、主演のクリスチャン・ベールは(アメリカン・)サイコ役者の面目躍如といった怪演を見せている。監督は『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアー。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 1, 2016
原題は『Harsh Times』。これを観た後だと『アメリカン・スナイパー』ですら気取った作品に思えてくる。帰還兵ものであり、ウェッサイー!ものであり、メキシコ国境ものであり、サイコものでもあるという、詰め込みすぎで何の映画だかわからなくなりそうだが、結局ホモソー怖い!ものでは?
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 1, 2016
主役の乱暴なダメ人間ふたりは、ホモソーシャル内では男であることの尊厳が保たれているが、女といる時は地に落ちている。何故なら無職だから。ということで「仕事を探すぜ!」というのがメインプロットなのだが、女を蚊帳の外にして、男、男言ってるせいで、当然のようにとんでもない結末を迎える。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 1, 2016
街のチンピラあがりレベルのフレディ・ロドリゲスが銃を構えながら、親友である帰還兵のクリスチャン・ベールに「撃ち殺す時の気分は?」なんて、無邪気に質問するシーンの痛々しさ。前半はとにかくこのノリの痛さ全開なんだが、大した努力もせずに仕事が決まってからの展開がとにかく面白い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 1, 2016
主役のふたりが何故悲劇を避けられなかったかといえば、女の存在を無視し続けたからである。仕事を見つけたことでフレディの方は恋人との関係を修復しようとするが、それをクリスチャンが「女より友達だろ!」と許さずホモソーシャルに引きずり戻す。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 1, 2016
この関係性に対して海軍出身のデヴィッド・エアーは肯定も否定もせず、「だって男ってそういうもんだろ?」というスタンスで描くので、ホモソーが苦手な自分からすると、帰還兵の抱えたトラウマ的要素云々ではなく、根本的に、作品全体に話の通じない不気味なサイコ感が漂っていて本当に怖い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 1, 2016
結局のところ、リンク先のような話題も提供してくれるデヴィッド・エアーがハーレイ・クイン等の女性キャラをどう描いたのかが気になるなーってことが言いたいんだけど、そもそも同じ部隊にいることで男女の性差とか気にしてないのではないかと。 https://t.co/nNStSoL66C
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 1, 2016
『バッドタイム』 あとJ・K・シモンズがJ・K・シモンズな役で出演してる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 1, 2016
『シン・ゴジラ』のパンフに柳英里紗らしき人、ホントにいた。 #モテないラジオ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 3, 2016
今更なんだけど『クローバーフィールド/HAKAISHA』ってとんでもない傑作じゃない?w 『シン・ゴジラ』の竹野内豊が部下を諭すところのセリフってインサイダー情報とかでもなんでもなく、コレを観てそう思ったというだけなのでは?と訝しんでしまうw あいつらはNYのど真ん中でも……
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 4, 2016
NYが舞台で登場人物の転勤先が日本って、他にも何かの作品で観たなあと思ったら、『フランシス・ハ』だったw まあ『クローバーフィールド』の日本ってのは『ゴジラ』リスペクトによるものだろうけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月4日
主人公を突き動かす動機が、愛する相手への「未練」ってのがいいよね。あとオチが俺の愛してやまない『エンジェル ウォーズ』に近いのもツボ。ネタバレかよ!ってなりそうだけど、誰も『エンジェル ウォーズ』観てないだろうから問題ないだろうとw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月4日
今『10 クローバーフィールド・レーン』を、劇場公開時に見逃したことを激しく後悔してる。来月にはBlu-ray出るけど、細野晴臣も褒めててビックリしたよ。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月4日
ゴジラなだけあって町山さんの映画探偵ぶり全開!これだけ論評が出揃った後でも、新たな元ネタ作品が出るわ出るわで、その知識量に圧倒される。そして総監督という肩書がいかに画期的なものなのか言及することで浮かび上がってしまうあの作品の反省点 https://t.co/ng9mOnNVaG
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月5日
夏八木勲かっこいい!そりゃ「もてる!」でしょうよw https://t.co/HZ6Ub9eS1a
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月5日
『イレブン・ミニッツ』 製作総指揮にジェレミー・トーマスの名前が。あとアンドリュー・ロウとエド・ギニーのふたりは『フランク』『ルーム』『ロブスター』なんかに関わってる人だそうで。 pic.twitter.com/wTyd8AteY6
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月6日
あとオープニングクレジットにHBO Europeのロゴがあったなあー、とか。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月6日
『イレブン・ミニッツ』 とにかく音楽や音響に対する拘りが尋常じゃないので、ホームシアターを持ってる人以外は映画館で観ておくことをお勧め。これだけの仕事をしておきながら何故サントラが出てないのか不可解でならないが、とりあえずPaweł Mykietynの名前は胸に刻んでおく。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 6, 2016
遅ればせながら『Dressing Up ドレッシングアップ』を。荒さは目立つけど、苦悩する主人公 育美の情動がリアルだったので難なく観れた。 https://t.co/Eacdu87ja3
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月7日
『Dressing Up ドレッシングアップ』 どういう内容か一言で説明しづらい作品だけど、リンク先の記事にあった「オリジナルや本物に近づきたいという自身の焦燥感を、育美に重ねたようだ」という一文で、ストンと腑に落ちた。 https://t.co/pOZIAGk9WQ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月7日
映画『Dressing UP』で注目の監督安川有果に聞く、女性目線で描く女性の多面性とは--- https://t.co/1gGUkbNGWm
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月7日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月7日
監督と妻、監督の愛人の三角関係、共同脚本ジャン=クロード・カリエール、撮影監督レナート・ベルタ、上映時間73分って、俺的には間違いない作品!フィリップ・ガレル監督『パリ、恋人たちの影』 https://t.co/nkep368i6Q pic.twitter.com/XI6ljjHYz0
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月8日
オールナイトフジ→『人斬り』リバイバル上映→ジャバン初来日→TOKYO in 東京→花王名人劇場 https://t.co/bXNz9geFzL
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月8日
『ローリング』久々に冨永監督作を観たけど、これは本当に凄い。冗談が過ぎて、思いもよらぬ何かを鋭く抉り出してしまっている。とにかく、こんなセリフのやり取りをよく思いつくなあと感心すること頻り。特に柳英里紗の「汚くないよ。美味しいよ」のセリフの間が好き過ぎて、何度もリピートしてる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 8, 2016
"水戸の不良に「いま仲間内で流行っている金儲けのネタは何ですか」と聞いたら、「ソーラーパネルじゃないすか」と返ってきた" あと「おしぼり」のエピソード最高。 https://t.co/9XcmK41iU1
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月8日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月9日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月9日
シームレスに繋がる警官やシュグによる「暴力」と登場人物の「死」が作品を貫いてたので、ブチ上がる作品かと思いきや、結構重く響く作品だった。イージーの死で泣くことになるなんて……
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月9日
ど頭に出てくるレコードがコレ。 pic.twitter.com/soWudFuNK1
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月9日
『ベテラン』どちらも詳しくないので雑な感想になるけど、韓国でジャッキー・チェンの映画を撮ったらこんな感じになるんじゃね?といったつくりで、想像していたより若干ライトな作品だった。それでも、事件が解決して「スカッとした!」という気分にはさせてくれないところが韓国映画らしいというか。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 11, 2016
この作品で目を見張る点は、社会問題のエンタメ化とかではなく、大衆向け娯楽作品としてレーティングに引っかからずに極限まで刺激的な作品にするためにはどうすべきか、考え抜いて工夫を凝らしてる部分だろう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月11日
例えば、物語全体の動機になるような人間の尊厳を踏みにじる暴力的演出はないか?となった時、一発でアウトになりそうな(『インサイダーズ』みたいな)拷問シーンなどではなく、直接的な暴力描写としてはそれほどでもないが、拷問よりも酷くて(作品的に)効果的な仕打ちを用意してみせる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月11日
アクションシーンも殺陣の見せ方自体に新味はないが、派手に血飛沫をあげられない分、クリシェを多用しながらもリアルに想像できる痛みの表現(固いものにぶつかる、ちょっと高い所から飛び降りるなど)に徹してる。一箇所『新しき世界』オマージュがあったのは良い意味で笑ったけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 11, 2016
ただ、カーアクションだけは別。『M:I』や『007』級でムチャクチャなことをしていて、『マッドマックス1』の「このスタントマンは死んだにちがいない(実際は死んでない)」シーンを彷彿とさせる、とんでもなく危険なシーンまである。正直このシーンだけでも観てよかったと思えるw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月11日
悪役は俺たちのユ・アイン!ドラマ『密会』で彼のファンになってしまった私としては、彼がどうしても悪い奴に見えないのがネックだったけど、「こんなに動けるのか!」というアクションまで熱演していて、改めて良い役者だと思った。来月公開の『ハッピーログイン』も楽しみだ!w
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月11日
アクションのキレとコミカルな演技から、この作品のジャッキー・チェン感を仮託してしまうファン・ジョンミンの存在。『星から来た男』といい、彼が正義の味方を演じると説得力がある。何気に本作も「人としてどう生きるか」というのがテーマだったりするので、『星から来た男』と通じるところもある。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月11日
夏の終わりとともに『ひと夏のファンタジア』のことを思い返すことが多くなってる。見返そうにも既に上映終わってる(来月大阪での上映はあるが)し、ソフト化もされてないしで、切ない事この上ない。このまま順調にこの気持ちが熟成されると、年末には今年のベスト1とか言い出しかねない勢い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 11, 2016
とりあえずPlain ArchiveのBlu-rayリリースを期待するしかない。 https://t.co/37cA0HlEQ8
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月11日
ど頭に流れた曲のイントロを聴きながら「クラーベが鳴ってるからラテン?」と思っていたら、ブロンディの「Heart Of Glass」だったという。結構じっくり聞かせる演出だったのでクラーベに気づいたけど、今の今まで知らなかったのヤバい https://t.co/zUUXGi8NEz
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月12日
『コップ・カー』お互い父親が不在の家出少年ふたり、悪い事をしたから叱られる、追いかけてくる保安官は実は悪人、というシンプルなつくりの作品。少年たちの度胸試しの場(異界の入口)が、廃墟や謎の洋館等ではなくパトカーというのが、自然とラストの展開まで導き出すナイスなアイデアだったなと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月12日
『スーサイド・スクワッド』 普通に面白かったけど、帰り道、頭の中で本作の問題点を挙げて、それに対する改善案を出しながら帰ってきたのだが、正直本編よりそっちの方が楽しかったw しかし、思っていた以上のウィル・スミス映画で、ハーレイ&ジョーカーに関してはむにゃむにゃ……
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月13日
観たら、DCキャラで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をやろうとしたのは明白なんだけど、そうなるとやっぱりハーレイ・クインとジョーカーのプロットが足を引っ張ることになるんだよね。だから無謀な作戦に挑んだのは、スーサイド・スクワッドの隊員たちより、むしろ制作側って気がしちゃうw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月13日
『ディオールと私』の海外ポスターのデザイン、めちゃくちゃ良いじゃん!何故これを使わない! pic.twitter.com/2HIMcCBmam
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月14日
矢口登場は想定外。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月15日
市川実日子の子供っぷりは異常。さすが同郷の星。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月15日
発生可能上映、俺にはハイコンテクスト過ぎた。一応2回観てから挑んでるのに、全然ついて行けず。ストーリーが隅々まで頭に入ってるのが前提なので、もう進行とか気にせず、未確認だった役者を見つけては「柳英里紗いた!」とか、「あっ!入江監督とKREVA!」とかブツブツ言いながら観たw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月15日
今回の舞台挨拶は全国の映画館でも中継されてますってことで、各地の映画館に呼びかける際、カワサキー!と呼びかけてくれたのが市川実日子で嬉しかったw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月15日
成瀬巳喜男の『女の中にいる他人』、めちゃくちゃ面白い。出来たら一切の情報を入れずに観てもらいたい、驚きの展開。原作は『細い線』という小説なんだけど、映画は黒沢清 的な、不穏な怪奇映画感もあり。あえて別のタイトルを付けるとしたら『嘔吐』(サルトルは関係ない)とかどうかなと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月16日
ザ・おっさん顔の小林桂樹や加東大介も好きなんだけど、やはり若林映子(大田区出身のボンドガール!)のビッチぶりが最高!小林桂樹との絡みでは、当時の日本映画の平均値を遥かに超えていたであろう倒錯的なエロスを放っていて、クラクラきたw pic.twitter.com/2oVYsSBca1
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月16日
若林映子ヤバい。 pic.twitter.com/s8YCmrxnlV
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 16, 2016
まさかのいきなり配信スタート! ノア・バームバック「ミストレス・アメリカ (字幕版)」 https://t.co/0TABv6uIh4
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月19日
『ミストレス・アメリカ』ヤバい!超面白い!が、DVDスルーですらなく、動画配信のみという扱いを受けてしまったのもなんとなく頷ける変なバランスの作品。同じフォックス・サーチライト繋がりで言うと、内容は全然違うけど『バス男』的なエモさと驚きがあるw pic.twitter.com/dMTCNEojyF
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月20日
『ヤング・アダルト・ニューヨーク』の変奏と呼べそうな内容だけど、こちらの方が圧倒的な清々しさがあって、やはりグレタ・ガーウィグ(ノア・バームバックとの共同脚本&主演)恐るべしと言わざるをえない。自ら「痛い女」を演じながらも、悲痛な感じにはさせないユーモアと明るさを兼ね備えている。 pic.twitter.com/JzVncqWn5g
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月20日
『ヤング・アダルト・ニューヨーク』で言うとアダム・ドライバーの役にあたるローラ・カークの存在もヤバい。超美形だけど、絶妙なパッとしなささがあって、華やかなグレタ・ガーウィグ演じる痛い義姉に憧れながらも、彼女を小説のネタにしてしまうような強かさもある役を見事に演じている。(右端) pic.twitter.com/AT2HPvt65y
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月20日
ローラ・カーク、実際はこんな感じ。 pic.twitter.com/myCmEuW1za
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 20, 2016
『ゴーン・ガール』にも出てたんだって。検索してみたら、ああ、いたねっていう。 pic.twitter.com/JYhQqqJoBM
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月20日
Orchestral Manoeuvres In the Dark "Souvenir" https://t.co/WIpSK5KtLo
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月21日
Paul McCartney "No More Lonely Nights" https://t.co/N1OUQkXc2z
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月21日
Hot Chocolate "You Could've Been a Lady" https://t.co/8m16DADCHE
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月21日
『Mistress America (Original Motion Picture Soundtrack)』 https://t.co/2d7Ld0rk43
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月21日
Dean Wareham "The Dancer Disappears" https://t.co/IdA8HULO4P
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月21日
Toto "Rosanna" https://t.co/ednuqadYb0
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月21日
Ace of Base "All That She Wants" https://t.co/XYCbxc0dD3
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月21日
『ミストレス・アメリカ』2回目。ほんと最高!このシーンの高揚感とかたまんない。 pic.twitter.com/HIikyEtQvY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月21日
劇中ずっと「自殺」と名乗る人たちの曲がかかりそうな予兆を感じながら観てて、本当にかかった時の驚きたるや。 pic.twitter.com/MERvBht9lG
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月21日
彼女はかがり火だ。愛と失脚が似合う最後のカウボーイ。 pic.twitter.com/793djc0nKU
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月21日
『クローバーフィールド/HAKAISHA』 監督のオーディオ・コメンタリーも面白い。POVやフェイクドキュメンタリーの撮り方、編集方法の基本的な仕組みも簡単にだが学べる。とはいえ08年の作品だから、現在のスタンダードからはだいぶ離れたものになってるかもしれないけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月22日
舞台はNYのみだけど、実際はサンフランシスコのスタジオでの撮影が多かったとか裏話も充実。本作の参考にしたというアルフォンソ・キュアロンの『トゥモロー・ワールド』。検索したらこれからBlu-rayが出ると知って驚き!マジかよ、ポニーキャニオン!
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 22, 2016
ついでにいうと、あの『アポカリプト』や『ドニー・ダーコ』、『ラン・ローラ・ラン』なんかも一気にBlu-ray化。そういや「『アポカリプト』をBlu-rayで観ると最高だ」というセリフが『ミストレス・アメリカ』にあったなあ……というのは、さすがに話が脱線しすぎかw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月22日
『七人の侍』志乃と勝四郎のサブプロットがこんなラストに効いてくるようなつくりになってたとは。昔観た時には気づかなかったよ。「弱虫!侍のくせに!」というセリフや、誘われるがままに童貞喪失する勝四郎の腑抜けっぷりとかがエグくて、この敗北感がそのまま、有名なラストシーンに重ねられる。 pic.twitter.com/gJ7WSOzB6w
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月23日
短縮版?前回観たのは90年代後半、NHKのBSか何かで放送されたものだったはずだけど、通りで見覚えのないシーンが多いなと思った(今回はクライテリオン盤Blu-rayの完全版)。まあ、放送されたものが短縮版だったかどうかわからないので、単なる記憶力の問題かもしれないが。 pic.twitter.com/JAMR8kBhpY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月24日
見覚えのないシーンが多いのもあるけど、とにかく観終わった後の印象が違い過ぎたことに驚いた。こんなに重苦しい話だったっけ?というか、迫力あるアクションの興奮なんかより、争い事の虚しさの方が前景化して、印象的には時代劇というより戦争映画に近いうんざり感があった。でも、そこが良い!w
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月24日
『ロスト・リバー』久々の有名人素人監督のオリジナル脚本による豪快な事故物件。いかにライアン・ゴズリングがデレク・シアンフランスやニコラス・ウィンディング・レフンの才能(他にもキューブリックやカサヴェテスとか?)に惚れ込んでいたかが伝わってくる以外何も残らない作品。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月26日
DVDの新作情報に入ってた『コールド・バレット 凍てついた七月』が面白そうだった。田舎で禍々しいことが起こる系作品で、監督は同系作品の傑作『肉』のジム・ミックルらしいので期待してしまう。 https://t.co/wbZOSnuva1
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月26日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月27日
『君の名は。』 ジブリ映画(『もののけ姫』以降、高畑作品しか観てない)の中で1番好きな作品が『耳をすませば』である俺にとっては完璧な夏休み映画だった。音楽の使い方が印象的で、ひたすらエモい青春映画って、そりゃ泣くわ!っていう。ただ、同時にこれにのれないという人の意見も理解できた。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月27日
シナリオが優秀で、思わず「上手い!」と声をあげてしまったシーンもあり、とりあえずライアン・ゴズリング(『ロスト・リバー』を観てね)に観せてやりたいと思ったね。「あんたも知ってるはずだ。作り手に回ると忘れちゃうのかもしれないけど、映画的興奮ってこういうもんだろ?」って。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月27日
特に登場人物に思い入れするような感じでもなかったので、またあいつらに会いたい的な作品ではなく、数年後とかのまた暑い季節にふと思い出して、この熱を再び感じるために見直すとか、そんな感じの作品かな。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月27日
RADWIMPSの情報ってここで止まってたから、いくら「主題歌はBUMP OF CHICKENじゃないんだよ!」と言われても全く信じられない。 https://t.co/18X1skkZpi
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月27日
これだけでも超面白いんですけどw "「見せてやらないぞ!」という姿勢が必要"って話、今のファスビンダー人気にも当てはまるような。 蓮實重彥+岡田秀則対談 スマホ時代の映画体験 | 立東舎 https://t.co/4OB0myeNwo
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月27日
あと、小森はるかとギヨーム・ブラックは要チェックと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月27日
二次元の宮水三葉に惚れるのと、三次元ではあるが薮内瑞希に惚れるのでは、恥ずかしさで言うと大差ないのかもしれない。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月28日
『岸辺の旅』 物凄い映画だった。深津絵里の可愛さにただただ打ちのめされ、黒沢清お得意の廃墟演出やピアノの件では涙し、蒼井優のピリっとした演技には震え上がり、人間の一生と宇宙全体の時間感覚の違いに途方にくれ、最終的に大友良英のテーマ曲に泣かされるという純邦画作品。あと白玉凄い。 pic.twitter.com/zgGqn3IU7c
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月28日
愛する人への後悔や未練が作品を駆動する動機となる映画に、何かオブセッションがあることに最近気づいた。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月28日
『稲妻』1952年の作品だが、娘の高峰秀子に「(4人と結婚して)幸福だった?」と聞かれた母の浦辺粂子が「幸福だなんて、そんなハイカラなこと」と答えたことに驚く以外「結婚結婚うるせー!私は生きたいように生きる!」映画で未だ現役感バリバリの作品だった。何気に猫映画、蕎麦映画でもあり。 pic.twitter.com/qqVB3SqB3V
— ®_OM (@co2bjetdudesir) September 29, 2016
原作が林芙美子とはいえ、ここまで女性目線で男のだらしなさ、気持ち悪さを描くとは。特に小沢栄太郎(当時は小沢栄)の女性を見る目つきの気持ち悪さや不快さハンパない!w そして肝心な『稲妻』とはどういうことなのかと観てたら、ブニュエルみたいな呆気にとられる展開が待ち受けていて感動。傑作
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月29日
あと浦辺粂子演じるお母ちゃんがとにかく可愛いんだよね。4人の男それぞれと子供をつくって一男三女を育てたタフな母が、高峰秀子の口撃で脆くも崩れてしまうところの可愛さとかたまんないw pic.twitter.com/nfZ5ZugPbA
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月29日
『アトリエの春、昼下がりの裸婦』 ホン・サンスの新作に出演してるイ・ユヨン主演作。原題は『春』。スラリとした黒木華、もしくは松井玲奈似ともいえる彼女がヌードモデルの役で出てるというだけで「神様ありがとう!」という感じなのだが、これが思った以上に吟味しがいのある作品でして。 pic.twitter.com/41M4uhJSnT
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月30日
難病に侵され生きる気力を失った彫刻家と、妻がモデルとして見つけてきた不憫な生活を強いられてる女性とが作品制作に入ることで、共に生きる気力を取り戻していくというのがあらすじ。 pic.twitter.com/IkrYKlW1pq
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月30日
田舎の美しい風景や、ゆったりとした音楽とともに穏やか時間が流れていく感じとか、女優陣(貧しいイ・ユヨンの役ですら)がみんなオシャレ、彼女たちから意識的に少女っぽさを引き出す演出等に、どことなく岩井俊二的なものとの共鳴を感じて、あまり見慣れない韓国映画のアザーサイドを見た感じ。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月30日
ただそんな作品でもベトナム帰還兵やヤクザもんなんかが出てきて、当然のように暴力は描かれる。特にイ・ユヨンへのDV描写がきつくて、途中で『ビー・デビル』のような展開になってしまうのではないかとハラハラしたのだが、結果的にはクリント・イーストウッドの某作品のようなことになって驚いたw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月30日
この結末をどう受け止めるかで評価が分かれる作品だと思うが、個人的にはイ・ユヨンと妻役のキム・ソヒョン(気立てがよく上品で美人。若干こんな人いるか?的な)と、ヒロインがふたりいて102分の上映時間はちょっと短かったのではないかなあと。シンプルなようでいて実は要素詰め込み過ぎかも。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月30日
イ・ユヨンかわゆす。 pic.twitter.com/sDt8E8QXsC
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2016年9月30日