映画備忘録「12月」
『愛と死の谷』が入ってるよ!『Elle』も入ってるからイザベル・ユペール好きなのかな。 ジョン・ウォーターズが選ぶ16年映画ベスト10: https://t.co/UkWN5Pxwrv
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 1, 2016
『最後の追跡』いやぁー凄い。『グラン・トリノ』と『ボーダーライン』を結ぶ現行アメリカ映画の傑作。気持ちよく車を走らせるようにスムーズに物語を進行させる手際の良さが見事。追う側、追われる側それぞの物語がすれ違った瞬間のカタルシス。そして何より、ジェフ・ブリッジスの存在感がヤバい。 pic.twitter.com/5Z44lJzM6h
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 1, 2016
件のイーストウッドより良いんじゃないか? あとは脚本(カウボーイ役で出演もしてる)のテイラー・シェリダン。『ボーダーライン』に引き続きこんな本が書けるなんて、ちょっとどうかしてるでしょ。遂に監督業にまで手を出したという『Wind River』も期待せずにはいられない。 pic.twitter.com/TX5O3IsTrW
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 1, 2016
『浮雲』 キツい。クソしみったれた、心底胸糞が悪くなる作品。なんでこれが成瀬の最高傑作なのか全く理解できない。特に森雅之演じる富岡という男のクズっぷりが尋常ではなく、こいつの煮え切らない態度に憤死してしまう人もいるのではないかと心配になるレベル。 pic.twitter.com/BVbCCkKKsh
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 5, 2016
ゆき子(高峰秀子)が迎える結末を単なる悲劇ととるか、それとも富岡への復讐ととるか。俺は後者と捉えてなんとか正気を保ったが、それにしても救いがなさすぎる。というか単純に退屈。ただまあ皮肉にも、こんな話なのに今まで見てきた成瀬作品の中で1番美しく高峰秀子が撮れていたりするんだよなあ。 pic.twitter.com/KfHB5suugg
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 5, 2016
『イット・フォローズ』って「セックスは愛する人とすべきだけど、愛してなくてもセックスできちゃう」のであんな複雑な話っぽく見えてるけど、本質的には「愛せる人としかセックスしちゃいかん!」というシンプルなメッセージを発してる作品なのではないかという結論に至ったのですが、いかがでしょう
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 6, 2016
「愛の終り」はいつ何時やってくるかわからんのだよ。
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映画っていいなあと思える素晴らしい動画。これ観たらみんな『ヘイル、シーザー!』観たくなるんじゃない?えっ、ならない?w https://t.co/ZD25Hpp1pP
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ランキングの内容はこちら。The 25 Best Movie Moments of 2016, According to IndieWire Critic David Ehrlich https://t.co/kqRBMLZsTh
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ラナ・デル・レイのMVかよ!という感じで『Jackie』のナタリー・ポートマンが出てきた瞬間から掴まれっぱなし。『Moonlight』に辿り着く頃には号泣ですよ。どっちも観てないのに。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 7, 2016
どっちもというか、ほとんど観てない作品だけどね。『ロブスター』に関しては過大評価だと思うけど。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 7, 2016
『死霊館 エンフィールド事件』「そりゃ暗闇からデカイ音立てて何か出て来れば驚くっちゅうの!」という前作から『エクソシスト』要素をブーストしてひと捻り加えた本作は格段に恐ろしさが増していた。心臓に悪いことこの上ないが、ヴェラ・ファーミガ好きになったので今後もシリーズを続けて欲しい。 pic.twitter.com/lgR6BWKgwU
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 7, 2016
ちなみに前作『死霊館』には、人類史上最強の美少女ことマッケンジー・フォイが出てるので見逃す手はないぞ!知らないという情弱野郎には『インターステラー』のあの娘役の子とだけ言っておこう。 pic.twitter.com/7RMolGKTjh
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 7, 2016
『山河ノスタルジア』が。 The 10 Best Movies of 2016 | Vanity Fair https://t.co/FCTQbzKzG9
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やっぱり ‘ELLE’ AND ‘THINGS TO COME’ (TIE) みたいな選び方出てくるよね。 The Best Movies of 2016 https://t.co/8saSE7G65W
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The top 10 best movies of 2016 https://t.co/oRkupQVzLw
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からの。 The top 10 worst movies of 2016 https://t.co/E9ft67sOAe
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『お!バカんす家族』 エド・ヘルムズ主演のコメディ。徹頭徹尾中身のないバカに振り切った作品で、ここ最近観た映画の中で1番笑えた。みんな絶対観た方が良い。しれっとマイケル・ペーニャやノーマン・リーダスなんかが出てたり、クリス・ヘムズワースのナニがボカシなしで見れたりするよ! pic.twitter.com/akVIduy06c
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 9, 2016
一応『お!バカんす家族(Vacation)』が『ホリデーロード4000キロ(National Lampoon’s Vacation)』のリメイクというか続編であるということだけは頭に入れておくといいかも。予習する必要は全くないけど。 https://t.co/VW05IyaMj3
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 9, 2016
FXのポスター。 pic.twitter.com/MBrSrsLmV8
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Millie Bobby BrownとHaley Bennettってこういうポジションなんだという。納得ではあるけど日本では実感湧かない。 IMDb’s Top 10 Stars of 2016 List https://t.co/FGAsGWJut1
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 11, 2016
『ストレンジャー・シングス』傑作だと思うけど、唯一の難点はバーバラの扱いが酷過ぎることだと思う。冴えない男子は救いがあっても、冴えない女子には救いがないってなんなんだよ!っていう。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 11, 2016
『リップヴァンウィンクルの花嫁』 ハッキリ苦手と断言できる作品だったけど、結構面白かった。黒木華はべらぼうに上手いし、Coccoの実在感にはビックリ。ただ、俺は水槽を眺めて(出たー!海月!)何か考えてるように見せる演出をする映画が苦手なんだということがわかった。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 11, 2016
『シェルブールの雨傘』この世のものとは思えないほど美しいカトリーヌ・ドヌーヴ(妊娠してお腹が大きくなった時の可愛さたるや)と、凄まじいクオリティのミシェル・ルグランのスコアに否が応でももってかれてしまうために名作扱いされているが、実際は奇怪な実験映画という感じ。 pic.twitter.com/dRyAx0xyjg
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 13, 2016
フランソワ・オゾンが『しあわせの雨傘』でジュヌヴィエーヴの物語にちゃんと落とし前つけてるの最高だと思う。 pic.twitter.com/SmjV8hrGkv
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 13, 2016
『スノーピアサー』 超重量級の話でそれなりに感動するけど、肩に力が入りすぎて視覚的な技巧に走りすぎだし、全体的にパク・チャヌク(製作にクレジット)色が強すぎて、ポン・ジュノらしさを期待すると肩透かしを食うことに。しかし、ティルダ・スウィントンの変な役をやりきる力には毎度感心する。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 13, 2016
『タンジェリン』クリスマスイブのロサンゼルスで主要人物が全員クソみたいな目に遭うという、なかなか面白い作品だった。話の内容や三台のiPhone 5sだけで撮影という荒っぽさから、レフンの『プッシャー』を初めて観た時に似た衝撃を受けた。来年劇場公開だが、既にNetflixで観れる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 14, 2016
『ローグ・ワン』観た。
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『ローグ・ワン』を観るなら『この世界の片隅に』もマストでしょ。
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ヒロシマ、ナガサキ。ゴジラの監督が意識してないわけないよなと。
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あと『草原の実験』も。
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当時黒澤明が新作を取り始めたというニュースが新聞の社会面に大きく載ってたって話、凄い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 17, 2016
子供の妄想みたいな世界(ディスではない)に、リアルな戦争のイメージを持ち込んできたことの是非ついて考えてしまう。少なくともルーカスはこういうアプローチを避けて来たのではないか。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 17, 2016
『アポカリプト』 男性神話的な「恐れずに戦え」というストレートでわかりやすいテーマだが、作品の主人公に対する追い込み方が尋常じゃなく、自分が主人公だったら3分で死ぬ光景しか思い浮かばないため、「いや、そんなん言われたって無理でしょ」と、マッチョ過ぎるメッセージとして響いてくる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 17, 2016
別の観点では第二幕の「神だ、文明だ」と言い出した「虚構をつくる能力」を手にした人間の野蛮さにドン引きする箇所が、話題の『サピエンス全史』で書かれているような話と繋がってて面白い。最後に出てくる連中がもたらす災いを考えると、人類は狩猟採集生活を送ってた方が幸せだったのではないかと…
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 17, 2016
これが観たい作品が1番並んでるランキングって、俺はいつからホラー好きになったのだろう……。 The 13 Best Horror Movies of 2016 https://t.co/w4MlQ911Mb
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 18, 2016
『Hush』よりによって『サイレンス』という邦題になってNetflixで公開中。 https://t.co/8frEJLLaNx
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 18, 2016
『サイレンス』 一人暮らしの聾啞女性作家と快楽殺人者の対決という結構無茶な設定でありながら、ガジェットを駆使するなど工夫を凝らして最後までよくやりきった!という感じの作品。さらに主演のケイト・シーゲル(監督のマイク・フラナガンは夫)の健康的な色気推しで評価2割増し。 pic.twitter.com/AgcNOLu649
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やっぱりフランソワ・オゾンの語り手としての巧さは異常。
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魅力ないジンのドラマばかり描き過ぎ。逆に他のキャラはドラマ描かな過ぎ問題。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 19, 2016
感動的な解説。ただ、だからこそ希望を繋いでくれたあいつらが「愛すべき連中」として丁寧に描かれていたら凄い傑作になっただろうに、と思ってしまう。前半部が後半部にきちんと物語を繋げてない。テーマと物語の構造が相似形だったら良かったのに。 https://t.co/LlV0zSbEoU
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 19, 2016
『ドント・ブリーズ』 面白かったけど、アメリカのドラマのワンシーズンぶんをギュっと88分にまとめたような作り(無駄はないが若干くどい)で、映画としての飛躍がなく、ちょっと物足りなさも感じた。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 20, 2016
#2016年映画ベスト 11-20+α
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 20, 2016
11 この世界の片隅に
12 シン・ゴジラ
13 マジカル・ガール
14 さざなみ
15 キャロル
16 10クローバーフィールド・レーン
17 ヘイル、シーザー
18 白鯨との闘い
19 最後の追跡
20 妹の体温
チャンピオン:クリード
『ももいろそらを』名作『ぼんとリンちゃん』の前作にあたる小林啓一監督の長編映画デビュー作。やっぱり破格の才能の持ち主というか、ふざけた話をすることから逃げずに嘘をつき通す力が尋常じゃない。好き嫌いはわかれるだろうが、個人的には最注目の日本人監督である。 pic.twitter.com/BOZy4ClKSQ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 21, 2016
ただ、それぞれの作品の主人公であるいづみとボンちゃんの印象が近すぎるので、このキャラクターから離れた人物が主人公のドラマだとどうなるのかなっていう不安もないではない。ちなみに本作はたまに遭遇する、演じてるうちに役者が上手くなっていく様がハッキリ記録されてしまっている映画でもある。 pic.twitter.com/8D5F8J8wJX
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 21, 2016
『熱波』 植民地のアフリカで、現地の黒人を召使として働かせヨロシクやってたポルトガル人同士の不倫の思い出話とか心底どうでもいいという感じで本当に退屈だった。成瀬の『浮雲』といい楽園(植民地)で良い思いした連中の顛末なんて碌なもんじゃないな。ただ悔しいかな、音楽のセンスだけは良い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 22, 2016
年末年始はお家で韓国映画三昧ってことなのか知らないけど、Korean Film Archiveがポンポン新しい作品をアップしてるぞ! https://t.co/S2locAWDKT
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 22, 2016
こんなのがあるのかあと眺めるだけで、実は一本もちゃんと観たことないけど。ちなみに『豚が井戸に落ちた日』なんかもあったりする(日本語字幕なし)。 https://t.co/YfmkEO9yBl
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 22, 2016
『残穢-住んではいけない部屋-』ヤバい。『死霊館』とか軽く吹き飛ぶ恐ろしさで、Jホラーの悪質さ全開!ホラー版ブラタモリといった内容なのだが、この内容でオープンエンドはホント犯罪的。マジでやめて欲しい。それとは別に、竹内結子と橋本愛が必要以上に普通の人になってるのは凄いと思う。 pic.twitter.com/ThDpYX6ZHw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 24, 2016
#2016年映画ベスト10
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 24, 2016
① ダゲレオタイプの女
② ひと夏のファンタジア
③ ヘイトフル・エイト
④ 永い言い訳
⑤ シング・ストリート 未来へのうた
⑥ ビューティー・インサイド
⑦ ボーダーライン
⑧ あなた自身とあなたのこと
⑨ 愛と死の谷
⑩ ミストレス・アメリカ
①から⑥までは全部1位でいいのだが、色々理由をつけて順位付けしてみた。今年が邦画大健闘の年だったことを疑う余地はないが、個人的にはそれほど邦画邦画という気分にはなれなかった中、実質邦画1位となったのが④。『この世界』でも『シン・ゴジラ』でもなく④なのは単純に好みの問題。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 24, 2016
実は単独で1番評価してるのは③で、3時間あるのに全く飽きさせないつくりな上に、重層的なストーリーであるが故に観た後も引きずり続け(3時間あるのに)もう一回劇場に足を運んでしまったという、さすがタランティーノな一本。⑤、⑥も凄く好きなのだが、より映画映画した重量級の本作を上位に。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 24, 2016
②は若手韓国人監督が撮った日本映画になるのかな?とにかくキスシーンからの花火ドーン!でしょ。アテネフランセで観た過去作『眠れぬ夜』と合わせて「ロマンチストな監督に乾杯!次回作も期待してます!」の意味で2位に。2012年から毎年必ず入れてるホン・サンス新作は今年8位に。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 24, 2016
そして日本人監督が撮ったフランス映画①を、大充実作『クリーピー 偽りの隣人』との合わせ技で1位に。『クリーピー』単独だと『さざなみ』の上ぐらいかな。とにかく個人的に今年は黒沢清イヤーだったという印象で、結果的に怪奇映画の扉が開いてしまったのでこのジャンル、定期的に掘っていきたい。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 24, 2016
①は、実は基本恋愛映画なのだが、あるワンシーンにおける恐ろしさはオールタイムベスト級の恐怖描写で度肝抜かれた。他に観たホラー映画等ではショッキングなだけで怖くない作品が多かったが、スクリーンの向こう側との境界が曖昧になり自分の存在が揺らぐような恐怖は本作でしか味わえなかった。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 24, 2016
あと⑨はフランス映画祭のみの上映(ちなみに⑧は東京国際映画祭のみ)、⑩は配信限定。どちらも特殊なバランスで成り立ってる映画なので万人受けしない作品かもしれない(だから劇場公開されない?)が、だからこそ推したくなる作品でもある。⑨はジョン・ウォーターズが年間ベストに入れてた。流石!
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 24, 2016
『ガール・ライク・ハー』三宅隆太監督が年間ベストに選んでいた作品。偶然取材クルーが入っていた高校で起きたイジメ事件を追ったという体のフェイク・ドキュメンタリー。凄い。公式サイトに載っている「BASED ON A MILLION TRUE STORIES」の文言は伊達じゃない。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 25, 2016
イジメを、イジメる側とイジメられる側の個と個の問題として描くのではなく、個の周縁まで引っくるめてロジカルに描くことで、イジメによる悲劇が起こる普遍的な構造自体を暴き出してるので、安易な感情論が入り込む隙がなく、イジメをちゃんと頭で理解できるような作りになっているのが凄い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 25, 2016
だからこそ綺麗事抜きのショッキングな描写が続くため、個人的な理由で本作を客観視できない人に勧めるのは酷な話だが、本来は客観視できない人にこそ観てもらいたい作品なんだろうなあ。特にイジメてる側の人に。まさに作品自体がそういう構成になってるので。Netflixで観れるので是非にと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 25, 2016
物語のその後がネットで公開されてるんだけど、日本語字幕がないので3分の1ぐらいしか理解できないのがつらいw それにしても主演のイジメる側を演じたハンター・キングの演技力は見事としか言いようがない。 https://t.co/YAwouQFIMQ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 25, 2016
『The OA』良いところと悪いところが点在してて、ほんと悪路を進むような感じで観るのが結構しんどかったんだけど、エピソード5まで我慢して観てたら、とんでもないことになった。これはひょっとするとひょっとするかもしれない…… pic.twitter.com/4JbCdzFv3w
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 25, 2016
『愛の解体新書』人体に取り憑かれてる医学生と放射線科医が互いの肉体を通して惹かれ合うというヤバい予感しかしない文芸エロス。「愛する人のことはすべて知るべき」なんて破滅へのフラグを立てた末に迎える結末に、作り手が「こんな愛のカタチもある」と本気で信じてるのが見て取れて良い。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 26, 2016
これ倫理的にアウトじゃね?とか、よくこんな撮影できたなというシーンも「アートですから」と押し切ってるとしか思えない感じとか、他人の部屋のドアの前で見知らぬ女性が寝てるのを一瞥しただけで通り過ぎる老人などに「さすがフランス!」と思ったり思わなかったり。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 26, 2016
ブリット・マーリング、全然知りませんでした。ごめんなさい。 https://t.co/OcGALPTjMC
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 26, 2016
『The OA』超弩級の感動作。ラストシーンで泣きながら、今まで体験したことのない動悸がしてこのまま死ぬのかと思った。ってこれ、わりと冗談ではなく、エンドクレジットのところで横から声をかけてもらえず現実に引き戻されてなかったらマジで危なかったと思う。本当に危険。みんな気をつけろ! pic.twitter.com/JHxMSeAn5f
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 27, 2016
本当に飲み込みづらい話を強引にひとつの話にまとめてるため、ハッキリ言って脚本は穴だらけだと思うのだが、この先どうなるのか予想がつかないという理由で無理して観続けてたら、いつの間にか抜け出せなくなっていたというか。なんでだろう。その理由は、検証してみる価値があると思う。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 27, 2016
危うく「俺も『第五の動作』を習得しなければ」とか言い出しかねないところだった……(これを言い出したら抜け出せてない証拠) pic.twitter.com/x5syICetQy
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 27, 2016
『The OA』で洗脳されかかったことに落ち込んだので、観たら確実に元気になる『ホドロフスキーのDUNE』を観た。元気にはなったが、どちらも神に近づこうとする誇大妄想家の話という点では変わりなく、結局ヤバい人が語るぶっ飛んだ話が好きだということは常にその危険と背中合わせなのだと。 pic.twitter.com/14RdFcT8pC
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 28, 2016
まあ、ホドロフスキーに洗脳されてる自覚はあるけど。『ホドロフスキーのDUNE』に出てくるもの、全部好きなわけだし。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 28, 2016
Undying Classics: Nicolas Winding Refn's 10 Favorite Horror Films - MovieMaker Magazine https://t.co/0HrZA3r8pG
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 29, 2016
14 Films to Watch After Seeing Nicolas Winding Refn’s ‘The Neon Demon’ - https://t.co/Aw1AO6nppP
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 29, 2016
新作は念願の鈴木清順リスペクトな作品になるのかな? Check out Nicolas Winding Refn’s Top 10 https://t.co/d9KTAD94cy
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 29, 2016
このポスター良い。 pic.twitter.com/WHsGmYp1GM
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 29, 2016
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 29, 2016
『インサイド・ミー』愛しのエミリー・ブラウニング主演のサイコスリラー。ロックスターが狂信的ファンに迫られる、90分ぐらいでサクッと観られるスリラーというオーダーがあったのなら、しっかりその期待に応えた作品と言えるのではないかと。傑作とかではないけど、結構よく出来てると思う。 pic.twitter.com/9flcfMBWAY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 29, 2016
序盤のセットアップも手際が良いし、何よりスリラーの基本、何気ない仕草などで「このあと何かが起きそう」と観客に予感させるのが上手い。その上、エミリー・ブラウニングが可愛いんだから、ロックバンドの扱いがステレオタイプ過ぎるとはいえ、これは最後までちゃんと観ちゃう。 pic.twitter.com/emWkz7Vbxb
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 29, 2016
ただ2013年公開の作品なのに、バンドの音楽性が威勢が良い頃のNINみたいだったり、エミリーのストラトにRADIOHEADのロゴステッカーが貼ってあるとか、作り手のロック観が90年代後半で止まってるのは気になった。 pic.twitter.com/0zWbSrdrI9
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 29, 2016
旧作で初見の作品(複数回観たものだと『七人の侍』や『エル』などがあるので)で1番面白かったのは成瀬巳喜男の『流れる』だった。『流れる』4KデジタルリマスターしてBlu-rayで出してくれないかなあ。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 31, 2016
『ディーパンの闘い』がイマイチだったのと、結構陰鬱な内容なのに上映時間が155分もあるので尻込みしてたが、『ダゲレオタイプの女』のタハール・ラヒムが主演ということで根性出して観た『預言者』、わりと面白かった。 pic.twitter.com/Z7BCd3LJkn
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 31, 2016
北野映画的な暴力描写で観てるこっちまで痛い思いをしなくてはいけないのが辛いが、とにかくタハール・ラヒムが良かった。『ダゲレオタイプの女』でもそうだが、男前なのにちょい情けない顔が災難に巻き込まれる役にハマる。でも作品自体はそんなに好きじゃないなあ。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 31, 2016
映像のセンスは悪くはないのだが、劇中流れるNasの「Briding the Gap」や楽曲の使い方がそんなに上手くないし、全体的に「センス良さげ」な域を出てないような……
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 31, 2016
で、今年最後に観た作品はこれ。最高。 pic.twitter.com/kJSjjAFPvF
— ®_OM (@co2bjetdudesir) December 31, 2016