映画備忘録「2018年9月」
『サスペリア』のワールドプレミア出席のためにヴェネツィアに現れたジェシカ・ハーパー。 pic.twitter.com/XuU7DQLFjP
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年8月31日
アニメだから誰でも出せるという。 Childish Gambino - Feels Like Summer https://t.co/uFWcjjZNuY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月2日
IndieWireによるジェシカ・ハーパー同行取材の様子。 pic.twitter.com/2Qs8Pq2CQM
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月2日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月2日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月2日
後ほど記事になるらしいので楽しみ。 https://t.co/ELqs3FwpIM pic.twitter.com/4ZayEbv6x4
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月2日
これ、日本語字幕付きで観られる日は来るのかな? https://t.co/J1LRP87IUs
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月2日
デレク・ジャーマンって一本も観たことない(トリビアの泉で『ブルー』を知って以来、完全に尻込みしてる)んだけど、このスチールがかっこよすぎて『ラスト・オブ・イングランド』が観たくなった。 https://t.co/6QnDggCAAl
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月2日
ちなみに引用してるMUBIのツイートは過去のものです。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月2日
『王様の剣』って観たことないけど、このカット、絵画みたいに美しい。 pic.twitter.com/INHsZHyaQk
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
増村、若尾コンビによる、現在の目で見ても全く遜色のない悪女ものの傑作『刺青(いれずみ)』(原作は谷崎潤一郎の『刺青(しせい』)。逆にそのクオリティの高さは、男を肥やしにする主人公をただの悪人と捉えかねない当時(66年)の価値観でこの映画の凄さを理解できたのだろうかと心配になるレベル pic.twitter.com/UmUmaKyg9h
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
本作のプロットを簡単に説明すると「女が自分の生きたいように生きようとするも下衆な男どもに邪魔立てされるが、女は屈せず修羅の道と化した自らの道を突き進む」という話で、前作にあたり脚本も同じく新藤兼人が担当している名作『清作の妻』とほぼ同じ軌道を辿る作品となっている。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
タイトルにあるように主人公のお艶は男どもに嵌められて女郎屋に売られる際、背中に女郎蜘蛛の刺青を彫られる。この時初めてお艶が悪女になったかのように受け取る人もいるかもしれないがそうではないと思う。本作が凄いのはお艶を凡庸な悪人にも、悲劇のヒロインにもしないところにある。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
本作は刺青を彫られるシーンから始まるので構成的には違うのだが、時系列的には質屋の娘のお艶が手代(奉公人)の新助をけしかけて駆け落ちするのが物語の始まりであり、お艶は今風に言うのならバリバリの肉食系女子である。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
女郎屋に売られるきっかけも、女郎屋の主人 徳兵衛が彼女の美しさにある種の魔性を見出したのが理由であるため、背中の刺青は彼女の秘めた悪女性を可視化させたものに過ぎない。悲劇のヒロインになることを拒む彼女は自分の生と性への欲望に忠実だ。元来悪女の特性のある彼女はそれを武器にする。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
お艶は自分のおかれた状況をあっさり受け止め、自分を嵌めた男どもに復讐を誓い、背中に背負った女郎蜘蛛のように自分に近づく男を肥やしにして生き延びる。元々の適性からあっという間に女郎としての才能を開花させたお艶と徳兵衛との次のやりとりが本作の全てを物語っている。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
「おめえは生まれつき男殺しの女だよ」
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
「何を言ってんだい。お前たち男がよってたかってこんな女にしたんじゃないか。私は仇をとってるだけさ。のろい男を騙して金を絞るほど胸のすくこたないやね」
お艶は悲惨な状況にあっても全くブレないし、動じない。堕ちていくのは全員男なのだ。
なので、お艶の視点に立てばノワール的な陰鬱さは皆無で、ピカレスク・ロマンのように痛快ですらあるのだが、あまりにブレずに筋が通ってる彼女の振舞を見ていると「そもそもお艶ってそんなに悪い人なのか?」という風にまで思えてくる。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
ただ、お艶が背負った女郎蜘蛛の刺青を、作動したら最後、全てを終わらせてしまう黒沢清いうところの「死の機械」として捉えると、真の悪はお艶ではなく女郎蜘蛛の刺青そのものなのだと分かって面白い。その禍々しさから怪奇映画と呼んでも差し支えのない、本当に傑作だと思う。 pic.twitter.com/cHViLp80C9
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
『刺青』のことを調べてたら凄い資料が見つかったので、一応共有しておこうかなと。溝口健二監督の内弟子助監督、私がした仕事(1) 映画「刺青(増村保造監督作品)」溝口式で考証したリアリズム https://t.co/33nzfacoJm
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月3日
韓国製アニメ『ホン・ギルドン』。日本から取り寄せた日本語版フィルムと韓国語の音声を組み合わせて復元したフィルムということで、なんと日本語字幕付き! A Story of Hong Gil-dong ( Hong Gil-dongjeon )(1967) https://t.co/kuETgQXpzK
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月4日
第四の壁をガンガン破ってくるなあ。 House of cards S01E01 https://t.co/4n7l6bGP1i
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月4日
Thom Yorke - Suspirium https://t.co/UG8U8oQHfs
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月4日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月4日
『ナポリの饗宴』 Carosello Napoletano - Trailer https://t.co/QrdFBk7WoN
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月4日
『狂った夜』 La notte brava - Trailer https://t.co/XRiqzJeT3G
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月4日
Una Questione Privata (2017) di Paolo e Vittorio Tavian - Trailer Ufficiale HD https://t.co/4tsrO8lCDF
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月4日
面白そう。 #utamaru 35mmフィルムの限界に迫る!? 驚異の長回しで魅せるメランコリックな探偵物語 『手遅れの過去(TOO LATE)』 https://t.co/VDLjzyKOmS
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月5日
海外のサイトで話題になってたのは知ってたけど、そんなに面白いのかと。 Netflixで「トマホーク ガンマンvs食人族」を観よう #utamaruhttps://t.co/HJtdmdUZk6
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月5日
『寝ても覚めても』もう、猫が可愛くて可愛くて。ジンタンたん萌えですよ! にゃー! ★『寝ても覚めても』ジンタンメイキング https://t.co/S0fmueMweW
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月6日
って、もっといくらでも語れる作品なんだけど、ひとまずこれだけ伝えたい! 『寝ても覚めても』は成瀬巳喜男イズムを感じる猫映画の傑作だと!
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月6日
あれは犬じゃダメなんだよ。猫じゃないと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月6日
主題歌。 tofubeats「RIVER」 https://t.co/WnLGoU4Gxe
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月6日
これ、『ベイビー・ドライバー』の影響元の一本ということで観たけど、バート・レイノルズの訃報にいち早くエドガー・ライトがこの作品のシーンのGIFを貼って追悼ツイートをしてたので、本当に好きだったんだなあと。 https://t.co/Z976Htswug
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月6日
ルカ・グァダニーノ、実はなかなかのボンクラじゃないか。 https://t.co/VPiKyfwXfl
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月7日
『イット・フォローズ』を挟んで再び神話を語るデビッド・ロバート・ミッチェル。 pic.twitter.com/3fg7dyc6iY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月7日
おっさん版『スプリング・ブレイカーズ』って正気かよ! (スヌープも出るよ) The Beach Bum [RED BAND Teaser] - In Theaters March 22, 2019 https://t.co/WTnfokhsac
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月7日
『ブルックリン最終出口』 1952年不況下のブルックリンを舞台にネオリアリスモ的手法で撮られた群像劇かと思いきや、映画を支配する過剰な暴力性、一応労働組合のストが解決するまでの話が軸にはなっていながら結局何がテーマなのかよく分からないつくりに、『ブリーダー』への影響関係が見て取れた。 pic.twitter.com/mgMCO3ozVF
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月7日
な、なんだってー!? ホン・サンス2011年の短編『List』が一週間限定で無料配信だと!? 『3人のアンヌ』撮影後に撮ったものらしく、チョン・ユミ、ユ・ジュンサン、ユン・ヨジョンが出演している。 https://t.co/gMdSnhNO8D
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月7日
イザベル・ユペール様、かっこよすぎますよ! https://t.co/LzEukahxAr pic.twitter.com/vdaaXutaa9
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月8日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月8日
‘Greta’ Review: Isabelle Huppert Goes Nuts on Chloe Grace Moretz in Neil Jordan’s B-Movie About Female Obsession — TIFF – IndieWire https://t.co/6CcGbMYSub
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月8日
このビジュアルの全面広告は驚くよ。っていうか、こういう話だってポスタービジュアルだけじゃ知る由もなかった。 pic.twitter.com/mUDuMDjs4n
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月8日
『赤い天使』増村保造の「赤いシリーズ」の第1弾!とはカウントしないんだろうけど、増村の作品群の中でもエクストリームサイドに属する作品であることは間違いない。人が徹底的に物として扱われる戦場で、命と同時に人が人であるギリギリの尊厳を死守しようと奮闘する従軍看護婦が主人公のメロドラマ pic.twitter.com/4FOQFwGKrh
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月8日
DVDには主演の若尾文子が『赤い天使』を語るという特典音声が収録されている。興味深いトピックは以下。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月8日
①当時は徹底的にリアルにこだわる増村の撮り方をオーバーだと思っていて、増村の凄さにあまりピンときてなかった。
②若尾は撮影時リアル過ぎる負傷兵などを見すぎたせいで、
インタビューの時までこの作品を見る気になれなかった。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月8日
③『プライベート・ライアン』を観て、数十年も前に似たようなリアルな映像を撮っていた増村は凄いと。
④フランスでは『赤い天使』が伝説の名作として人気が高い。が、日本側がなかなか持って行かないらしく、いつも持ってこいと言われる。 pic.twitter.com/f9Yw4ep3Qi
https://t.co/kSpSLTA8WM pic.twitter.com/2HyAv09E1A
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月10日
THE SISTERS BROTHERS | Official Trailer https://t.co/qYmLEkrnSw
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月10日
https://t.co/lnHQ9DSZc5 pic.twitter.com/vVcF8iJ67v
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月10日
"Her Smell" Teaser https://t.co/HRYzpjMj2o
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月10日
クレール・ドニの『High Life』にアンドレ3000出演してるのね。 https://t.co/qWKyx7YCXE pic.twitter.com/qOLqXjRygC
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月11日
いきなり配信スタートなんだ。 https://t.co/xHFde4Yq7V
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月11日
『3人のアンヌ』のスピンオフ短編『List』。びっくりするぐらいどうってことのない話だけど、バトミントンをするチョン・ユミとかクッソ可愛いので、チョン・ユミファンにはオススメ。 pic.twitter.com/KsEKqPvSn3
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月11日
うおっ! 思い切ったビジュアルを使ってきたなと。 少女が金魚を口に…変化していく体と逃れられない運命描くスイス発ホラー公開(動画あり) - 映画ナタリー https://t.co/YpLWr0YY4x pic.twitter.com/RGE2jLZXP4
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月12日
Skate Kitchen Official Trailer - Starring The Skate Kitchen and Jaden Smith https://t.co/7biFBzV12Z
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月12日
『親不孝通り』DVD化されてないのもある意味納得の、青春映画としては倫理的にアウトなプロットの作品(原作は『くちづけ』同様、主演:川口浩の父、川口松太郎)だが、狂気に突っ走る野添ひとみの輝きは凄かった。『くちづけ』の1年後の作品だが、本作の野添は広瀬すずというより広瀬アリスだったね。 pic.twitter.com/uz58Kg6Je5
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月12日
『この庭に死す』メキシコ時代の作品という情報しか入れずに観たので面食らったけど、ブニュエル的なギミックを封じたサバイバルもののプログラムピクチャーと知った上で観ても確実に面食らったと思うので、ブニュエルは本当の天才だと改めて思った。軍隊、密林、川下り全部あるが、やはりBGMはない。 pic.twitter.com/iPavX2QqCk
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月13日
『好色一代男』今まで市川雷蔵の良さがイマイチよくわからなかったんだけど、本作での度を越した好色男演技を見て初めてシンパシーを抱いた。原作より官能性を後退させて、代わりに国中を歩き回って女性がいかに不当な扱いを受けてるかを知る展開は増村によるアレンジか。男色要素はカットされている。 pic.twitter.com/Rz5S8sKO5m
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月13日
雷蔵演じる世之介が女性にまとわりつく理由が、ケチな商人の父の下でなんの喜びも与えられずに生きている母を不憫に思い、代わりに日本中の女性に喜びを与えたいと思ったから、という時点でツッコミどころの多い話なのだが、女護島に渡る結末は日本に絶望したからとなっていて、ああ増村作品だなあと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月13日
『最高殊勲夫人』 このインパクトのあるビジュアルのおかげでなんとなく名作扱いされているが、今の視点で見るとかなりきつい、まあよく言えば50年代終わりの日本を舞台にした『高慢と偏見』。個人的には、当時の丸の内で働く人々の風俗が知れて面白かった、ぐらいの評価。 pic.twitter.com/SqT7p9OYru
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月13日
ニコラス・ケイジの『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』の音楽、ヨハン・ヨハンソンなのかよ! https://t.co/E3162GnPHD
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月13日
「そういやこんな映画あったわー、観たいわー」と軽い気持ちで検索してみたら来月シッチェス映画祭で観られると知って狂喜! ‘Let the Corpses Tan’: How the Year’s Bloodiest Western Draws on Tarantino’s ‘Kill Bill,’ A Fine Art Movement From the ’60s, and More https://t.co/C2JEcCr0xp
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月13日
映画『デス・バレット(LAISSEZ BRONZER LES CADAVRES / Let The Corpses Tan)』予告編 https://t.co/1yuZZs7ixZ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月13日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月13日
『歓びの毒牙』これがデビュー作って、ダリオ・アルジェントってやっぱり只者じゃなかったのね。最初からリアリティより外連味たっぷりの映像センスや演出でグイグイ話を進める作風だったことに驚くけど、後年の作品より意外と話がしっかりしてて、普通にサスペンススリラーの傑作だと思った。 pic.twitter.com/Z8DT3QKnA5
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月14日
あと本作がデ・パルマの『殺しのドレス』に影響を与えているのは間違いないので、デ・パルマファンにもオススメ。 pic.twitter.com/ihNKYSH2sp
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月14日
ジェニファー・ジェイソン・リーのインタビュー記事。 JENNIFER JASON LEIGH CAN BE FEARLESS BECAUSE IT’S PRETEND https://t.co/wDG6aY5QCL pic.twitter.com/IwiDRQuRIx
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月15日
エレクトリック・マイルス&現代音楽的ノイズ。目一杯凶暴なサウンドを鳴らしていてメチャクチャかっこいいが、後に「ジャズや現代音楽じゃエッジが足りない!」とゴブリンに行く流れが幻視できてしまう曲でもある。 https://t.co/V9xb2poaDM
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月15日
日本版の予告編だとカットされてるけど、ど頭の平穏な描写から不穏で最高! MANDY - Official Trailer https://t.co/M5cde7SEWK
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月16日
『太陽が知っている』観た。とりあえず言えるのは、ルカ・グァダニーノの『サスペリア』リメイクは期待できるなと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月16日
ルカ・グァダニーノの『胸騒ぎのシチリア(A Bigger Splash)』のリメイク元である『太陽が知っている(La Piscine)』。『胸騒ぎ』を観ている人だけに通じる話をすると、某シーンでダコタ・ジョンソンが見せるポーズ、あれ、おそらく『太陽』のど頭でアラン・ドロンがとってるポーズのオマージュ。 pic.twitter.com/IhwbZVX3cZ
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月16日
ただ「安心してください、(アラン・ドロンは)穿いてますよ!」という感じなのだが、ど頭からそれなので露骨に性的な匂いが充満してるし、ダコタの役を演じる18歳設定のジェーン・バーキンが父親と友人の別荘を訪れると半裸のアラン・ドロンが迎えるシーンとか、今だったら色々厳しいかなあ、なんて。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月16日
設定や展開、上映時間もほとんど一緒なのだが、『胸騒ぎ』がバックボーンや関係性を丁寧に描いているのと比べると、『太陽』はかなりざっくり進行する印象を受けた。あと大きな変更点は主役をカップルの男性(『太陽』アラン)から女性(『胸騒ぎ』ティルダ・スウィントン)に変更したところかなと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月16日
『太陽』だと、最初からアランがジェーンを狙っていることが分かるように作られていて、わりと冒頭から四角関係がピリピリしてる様子が提示されるが、『胸騒ぎ』は興味を持続させるためにその辺の抑制が上手く効いてて、人間ドラマとしてちゃんと現代的にリメイク出来ていることに感心してしまった。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月16日
あとエンディング、『胸騒ぎ』は呆気にとられる驚きの結末を迎えるが、『太陽』は、なんていうか「アラン・ドロン力(りょく)で解決だ!」みたいな力技で締められてしまい、別の意味で呆気にとられた。この結末をどうリメイクするかって考えたら前述のような終わり方になるのも然もありなんというか。 pic.twitter.com/7MpCFZUh8J
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月16日
ちなみに『太陽が知っている』、音楽ミシェル・ルグランなんだけど、映画を観る前からサントラだけは聴いていた。なんて映画のサントラかも知らず、ミシェル・ルグランだからという理由で買ったCDが『太陽が知っている』のサントラだったという。08年リリースらしいので10年越しで作品本編に出会えた。 pic.twitter.com/3h72CSI3Sm
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月16日
『アトランタ』S2、はじまるー!
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月17日
ほんとうに略奪から始まった。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月17日
ドイツ回、切ない。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月17日
ヒロ・ムライ回「森」凄いな。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月17日
『アトランタ』S2、終わった。応える内容だったなあ。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月17日
『アトランタ』S2E11でダリウスがBenny HopeのTシャツを着てるのヤバかった。ダリウス、ホントいいやつ。 pic.twitter.com/aYj0EEJtWF
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月17日
『アトランタ:略奪の季節』S1程の驚きはなかったけど、人間ドラマとしての深みや苦味が格段に増した傑作Sだった。人種、仕事、金にまつわるあらゆる惨めな経験のオンパレード。そこに駄目押しでくるE10には何かを思い出して泣きそうになったが、それでも生きていくと決意した者たちの逞しさに痺れた。 pic.twitter.com/LcBH4ZRfCR
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月17日
個人的ベストエピソードは、E5、E10、E11かな。世間的に評価の高いE6は、俺が『ゲット・アウト』そんなに好きじゃないのもあって、普通に面白かった、ぐらいの印象。ザジー・ビーツ主役回のE7は色んな意味で「ドレイクすげえ!」って感心してしまう回だった。 pic.twitter.com/ixRy80faRj
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月17日
キアヌとウィノナのラブコメ、日本公開されるんだ! やったー! 映画『おとなの恋は、まわり道』本予告編 https://t.co/oJYrgwsRjV
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月17日
このタイミングで『アトランタ』S1を取り込んだNetflix流石。どんなに早くてもFOXチャンネルでの放送後になるだろうけど、S2も速攻でお願いします。 Netflixで「アトランタ」を観よう https://t.co/YyhyHZEX9T pic.twitter.com/X9aIFW4M8D
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月18日
これからNetflixで『アトランタ』を観ようと思っている人は、このドキュメンタリー?を先に観て、アトランタの雰囲気やトラップという音楽の特性だけでも掴んでおくと、より楽しめると思います。 noisey ATLANTA アトランタ トラップ最前線に潜入① https://t.co/TRizQjsDev
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月18日
美術の作り込み甘くない?って気がするけど、公開まで時間があるから、これからブラッシュアップしていくのかな? Marvel Studios' Captain Marvel - Official Trailer https://t.co/uwKv0HHClt
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月18日
撮影めっちゃ良いなと思ったら、撮影監督が『Raw』とか『ブラック・ミラー』S3E5「虫けら掃討作戦」を撮ったルーベン・インペスだった。 Beautiful Boy - Official Trailer 2 | Amazon Studios https://t.co/DHr2GjYeBx
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月19日
リード・モラーノ自身スター性があるんだなあ。かっこいい! pic.twitter.com/Zmdzr9uGN0
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月19日
新予告編。予告編を構成する全てのエレメントが全力で泣かせに来るのでまんまと泣いている。正直やりすぎなのでは?とすら思ってしまうが、やっぱり本編には期待してしまう。 IF BEALE STREET COULD TALK | Official Trailer https://t.co/aGkOAWULKe
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月20日
音楽ヤバいけど、『ムーンライト』から引き続きニコラス・ブリテル(近作は『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』)が担当とのこと。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月20日
『Lizzie』日本公開してくれるかなあ。 https://t.co/fpk3VkTp4j pic.twitter.com/LHpZxCRQvP
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月21日
LIZZIE | Official :30 Love is Murder | In Select Theaters September 14 https://t.co/3mvKSWe7uE
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月21日
『ラスト・オブ・イングランド』 驚くべきことに、主演のティルダ・スウィントンが上映時間92分のうち50分過ぎるまで出てこない! しかも本格的に彼女がフィーチャーされるのは実はもっと先という、そこに至るまでの苦行たるや。ただ、出てきたら美しいわ、ぶっ飛んでるわでもう大変。眠気も吹き飛ぶ。 pic.twitter.com/ci5WG043yl
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月21日
ティルダ・スウィントンが、デレク・ジャーマンの『カラヴァッジオ』で映画デビュー、それ以降の彼の映画全てに携わってるとか知らなかったので、デレク・ジャーマンのフィルモグラフィーを見ながら普通に驚いてる。彼女のキャリアを追いたかったらこの辺を押さえなきゃならないって大変だなとも。 pic.twitter.com/NP0Y89KTWj
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月21日
『不敵な男』おぼこい女(野添)がレイプされた男(川口)に次第に惹かれていくというプロットが次作にあたる『親不孝通り』と全く同じなのだが、本作は脚本が新藤兼人ということもあって色々振り切ってる上に複雑。今これを青春映画として見るのは無理があるが、悲劇として見たら悪くはない。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月23日
『巨人と玩具』これまた増村のエクストリームサイドの作品。冒頭から早口過ぎてセリフが聞き取りづらいとか、そういうレベルからどうかしていて、あの野添ひとみを虫歯女にしてしまうとか、その混乱ぶりにクラクラする。なにより内容がシニカル過ぎてヘヴィ。広告屋のすることは60年前から変わってない pic.twitter.com/aa2AOrEPca
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月23日
増村作品って、ここぞという時に「キチガイ」って言葉が出るのが特徴なんだけど、『巨人と玩具』では必要以上に「キチガイ」を連発してるところからも、この作品の混乱ぶりが窺えると思う。あとこの作品の主人公は、野添でも川口でもなく、別の人間なんだよねえ。 pic.twitter.com/mAFxmplunY
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月23日
『トゥルー・ディテクティブ』脚本家×メラニー・ロラン×エル・ファニング。Galveston - OFFICIAL TRAILER https://t.co/2BlX9LaIKz
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月24日
エル・ファニング、同時期に似たような役柄で起用されてるのどうなんだ? 見比べたら全然違うのかもしれないけど。 https://t.co/oC8RZFtGVN
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月24日
『悪女』自分で操作できないゲームをやってる感じ? 一番引っかかるのは、視点に対する意識の低さ。視点をグリグリ動かすのはゲームだったらいいのかもしれないけど、映画でそれをやると、その視点が誰のものか気になるからノイズになるんだよなあ。あと言われてる程アクションも新鮮ではなかったし。 pic.twitter.com/LrShK33ozL
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月24日
カルロス・レイガダスの新作『われらの時代(Our Time [Nuestro Tiempo] )』https://t.co/WIMti20u9Q pic.twitter.com/6ST0hTHr6P
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月25日
清水宏監督の『有りがたうさん』。すれ違う人々に「ありがとー」と挨拶することで人々に慕われているバス運転手「有りがたうさん」が主役のロードムービー。運転手の佇まいや、彼を慕う女性たちの存在が重視されてることからフェミニンな雰囲気が漂う作品。運転手を演じるのは加山雄三の父、上原謙。 pic.twitter.com/rER3ErguEK
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月25日
特に説明もなく朝鮮人労務者の女性や「東京女歌舞伎一座」が現れたり、女性が髭を自慢する男性たちを茶化したりと、明らかに社会的弱者の側に立った作品作りがなされているが、作品自体は、ネオリアリズモに先んじていたという評価や、公開日が二・二六事件の翌日といった重力に捕らわれない軽さがある pic.twitter.com/kmuUkKxwAv
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月25日
『クリード2』のために今から『ロッキー』に触れたいという人にオススメ。『ロッキー』強者なら、話を聴いてるだけなのにそれぞれのシーンを思い出して泣けてしまう。【WOWOWぷらすと】ロッキーを語る。|WOWOW動画 【旧:W流】 https://t.co/0FaxMCxaBc
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月25日
『女神の見えざる手』 噂通りめちゃくちゃ面白かった。「ジェシカ・チャステインの演技力に寄りかかっている」という批判は全くその通りだと思うけど「で、それ、何か問題ある?」というぐらい痛快なチャス子が拝めて大満足。展開の早さに良い意味で重石となる音楽を付けてるのはマックス・リヒター。 pic.twitter.com/Pebk3OO3eT
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月26日
「午前十時の映画祭」が映画の原体験とか、美術の先生に『ホーリー・マウンテン』と『ZOO』(ピーター・グリーナウェイ)薦められるとか、つい最近まで10代だった映画監督のインタビュー、超面白いな。山中瑶子インタビュー(『あみこ』):連載「新時代の映像作家たち」 https://t.co/YZdFc7JfMn
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月26日
画作りだけで監督がライアン・クーグラーじゃないって分かるなあ。監督はスティーヴン・ケープル・ジュニア、撮影はクラマー・モージェンタウ。音楽は前作から引き続きルドウィグ・ゴランソン。CREED II | Official Trailer 2 | MGM https://t.co/P0qFfNUuXo
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月26日
英語リメイクをクレイグ・ギレスピーが監督ということで、急に興味が湧いた。【公式】『テルマ』10.20公開/本予告 https://t.co/gx08DVsrM2
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月27日
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月27日
アメリカではスティーヴン・ユァンの映画になるんだね。 BURNING (2018) Official US Trailer | Steven Yeun Movie https://t.co/ZGX8BrMXCa
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月27日
『クレイジー・リッチ!』 今年の前半に公開されてたら年間ベスト級!とか言ってたと思う。
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月28日
さすがにこの10本より上とは言わないけど、『クレイジー・リッチ!』めちゃくちゃ面白かった。 https://t.co/nhWQFDkGG2
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月28日
カニエ・ウェスト、アダム・ドライバー。https://t.co/hoETdLqLWA pic.twitter.com/rNWgRj3gr8
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月28日
『クレイジー・リッチ!』は意外にも映画館の大きなスクリーンで観た方が良い映画で、特に物語の動機となる親友の結婚式の美術の美しさにはやられた。こんな演出されたら赤の他人が見ても泣いちゃうよっていう。ちなみにそのシーンで流れる曲がこちら。 https://t.co/nKui9tdsoc
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月28日
『スプリング・ブレイカーズ』ミーツ『ネオン・デーモン』って、確かに。 HOLIDAY - Isabella Eklöf Film Clip (Sundance 2018) https://t.co/F2AIO6VnnG
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月29日
『ゴモラ』のマッテオ・ガローネの新作、おっかな過ぎてヤバい。 DOGMAN - Matteo Garrone - Officiële Nederlandse trailer - Nu in de bioscoop https://t.co/vYt1IGFVE2
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月29日
高峰秀子カワユス。 https://t.co/87Ns28LIie
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月29日
ジョン・ル・カレ原作、パク・チャヌク監督のBBC/AMCミニ・シリーズ『The Little Drummer Girl』 https://t.co/ZLZ33fCZc3
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月30日
“「今回の70ミリ版は“荒々しい”んです。いうなれば情感的に“激しい”んですね」”「2001年宇宙の旅」70ミリ版はどれだけすごい? 企画者が語る“莫大な価値” https://t.co/Iuh3lgWFS9
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月30日
“『ザ・マスター』『インターステラー』『ヘイトフル・エイト』『ダンケルク』、今年では『オリエント急行殺人事件』『ファントム・スレッド』などは、欧米だと70ミリで見られました。”『ファントム・スレッド』の70ミリ版だと!? それにしてもこの並び、ノーランとPTAのフィルムに対する熱意たるや…
— ®_OM (@co2bjetdudesir) 2018年9月30日